【厳選!】福岡市地下鉄七隈線 延伸で乗車率140%『超・満員電車』増加
Автор: FBS福岡放送ニュース
Загружено: 27 апр. 2023 г.
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福岡市地下鉄の七隈線が、博多駅まで延伸して4月27日で1か月です。沿線では早くも経済効果が現れている一方、乗車率140%という『超・満員電車』の増加が課題となっています。
福岡市地下鉄七隈線の天神南駅と博多駅の間に新たに設けられた『櫛田神社前駅』では、平日にもかかわらず、観光客の姿が多く見られました。
『櫛田神社前駅』周辺に宿泊するという観光客に、その理由を聞いてみました。
■ドイツからの観光客
「周辺では一番安くて、行きたい天神にも近いから。」
駅のすぐ前にあるカフェでは、多い時には1日100人以上の客が訪れ、開業効果を感じているといいます。
■いとうカフェ店主
「本当にお客さまが増えました。道を歩いている人が増えたので。櫛田神社に行って、キャナルシティ博多に行ってというように、うちもその目当ての一つにしてもらえているのかなと思っています。」
駅のすぐそばに4月12日に開業したホテルでも、オープン以降、客室稼働率は約8割で推移しているといいます。
■西鉄ホテルクルーム博多祇園 櫛田神社前の総支配人
「オープン以降、予約もたくさんいただいていて、予測していたよりも、たくさんの人にお泊まりいただいている状態です。」
開業前はビジネス客8割、観光客2割と見込んでいましたが、実際は観光客が4割近くを占めていて、天神と博多の間という立地が好評のようです。
■総支配人
「今後は海外のお客さまにも目を向けていきたいと思っています。案内の表記も英語や韓国語にそろえていき、海外サイトでも販売を進めていく予定です。」
一方で、課題も見えてきました。
■タイからの観光客
「キャナルシティ博多はどっち?」
取材をしていると、案内を必要とする観光客の姿がありました。
福岡市交通局は「ゴールデンウイークまでに改善したかったが、製作が間に合わなかった」として、より分かりやすい案内板を5月中に設置する予定です。
延伸後、七隈線の平日1日あたりの乗客数は延伸前の週に比べ、平均で約1.5倍に増えています。こうしたなか、問題となっているのは、『満員電車』です。
■松原記者
「扉が閉まるギリギリのところまで人が立っています。」
27日午前8時すぎの七隈線薬院駅の様子です。いま、朝の通勤時間帯に『超・満員電車』が急増しています。
■利用客
「梅林駅から来ました。人は多くなったような印象はあります。」
■利用客
「茶山駅から。いつも混んでいる。(Q.延伸前と比べて?)(座席に)座れなくなりました。」
乗車率が140%以上になると「隣の人とかなり密着し、新たに乗り込むことが困難な状況」と言われています。
橋本駅から博多駅方面行きの乗車率が140%を超えた電車があった日を調べてみました。延伸前は、3月23日の1日のみでした。しかし、延伸後は3月29日以外の平日で140%を超えていました。
混雑する時間帯を色分けしたものです。赤が乗車率140%を超えた時間帯です。4月26日と、延伸前の同じ曜日を比べてみると、別府駅から天神南駅の午前7時半から8時半に混雑が集中していることが分かります。
この混雑について、福岡市は七隈線の車両の『サイズ』が影響しているとみています。七隈線は工事費用を抑えるため、トンネルの穴の幅が小さくなっています。そのため、車両も小型です。1編成あたりの定員は福岡市地下鉄の空港線と箱崎線が854人なのに対し、七隈線は378人と半分以下です。もともと定員が少ないうえに延伸で利用者が増え、混雑しやすくなっています。
こうした状況に、25日、福岡市の高島市長は次のように述べ、分散乗車を呼びかけました。
■福岡市・高島市長
「ピークの時間帯を知って、市民のみなさんも乗る時間帯を少しずつずらして乗る。もしくは企業のみなさんが、フレックスな形で出勤をする。」
福岡市交通局は、七隈線の混雑を見越して、車両のドア周辺のスペースを広く取った新型の車両を延伸に合わせて導入しました。ダイヤの改正も今後検討するとしています。
ただ、現在ラッシュ時には保有する車両のほとんどをすでに投入していて、今後すぐに増便するのは難しい状況だということです。
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