朔の御空に
Автор: 碧の奏箱
Загружено: 2025-10-26
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例年は観月雅楽演奏会ですが、今年は月の出ない朔日の夜に開催された武蔵国一宮氷川神社での雅楽演奏会を鑑賞させていただきました。
舞殿で奉納された御神楽と舞楽。
灯籠の灯が揺れ、笙と篳篥の音が静寂を満たし、闇の中でこそ祈りは天へと昇る―― 人と神とがひとつになったような瞬間を感じました。
「静寂の尊さ」「祈りの原点」「神秘的な荘厳さ」を共感していただけたら嬉しいです。
（詩・曲・映像はイメージです。実際の演奏会とは異なっていますことをご承知おきください。）
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【雅楽演奏会詳細について】
武蔵一宮 氷川神社 氷川雅楽会 ９０周年記念 第３６回雅楽演奏会
開 催 日 令和７年１０月２１日 １８時開演
御神楽：豊栄舞(とよさかのまい)
あけの雲わけうらうらと とよさか昇る朝(あさ)日子(ひこ)を
神のみかげと拝(おろが)めば その日その日の尊しや
地(つち)にこぼれし草の実の 芽生えて伸びて美しく
春秋(はるあき)飾る花みれば 神のめぐみの尊しや
舞 楽：胡蝶(こちょう)～美しい蝶のとびかう姿を舞楽化したもの
五常楽(ごじょうらく)～『仁義礼智信』を雅楽の５つの音律
『宮商角徴羽』にあてはめたもの
蘭陵王(らんりょうおう)～中国の北斉の蘭陵王長恭は顔が美く
戦場では獰猛な仮面を被っていた。
あるとき将兵達が入陣曲を作り敵を
打ち破る有様を舞としたもの
長慶子：退場音声(まかでおんじょう)演奏会の締めくくりの曲
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