WANDS「錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう」【ドラゴンボールGT 4thEDテーマ】Dragon Ball GT ‐Sabitsuita Mashingan de Ima o Uchinukō‐

TVアニメ ドラゴンボールGT 第４期エンディングテーマ
『錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう』

作詞・作曲：小松未歩
歌：和久二郎(第３期WANDS 2代目ヴォーカル)

自身の幾つかある音楽の原点のひとつ
当時中学生だった私がDTMで3番目に創作した
思い入れのあるこの曲をリメイクしてみました。

思い返せば親が業界の仕事のためにパソコンにインストールしていた英語版のLogicを
親が全く使わなかったため、興味を持った私が勝手におもちゃにして遊んでいたのが
自身のミュージシャン、クリエイターになるきっかけでした。

日本人である私が英語版のソフトを使いこなすことに相当苦労したのを思い出します。
DTMも楽器も独学で、音源の導入とかオーディオによる生音の扱いとかマスタリングとか
知識とか技量とか皆無だったうえに、英語の知識も不足してたため(未だに全然読めません)
片っ端から弄繰り回して実戦で色々と試し、理屈ではなく体で覚えました。

学生時代は、学校の勉強そっちのけで、徹夜するのもあたりまえなほど
夢中で色々な作品を創作してました。

ところがある日突然パソコンが起動しなくなり、当時創作した作品はすべて聴けなくなりました。
若いころはバックアップの知識もなく、少々勿体ないことをしたと
後悔することもありましたが、確かな経験として自分の中に残ってると感じるので
それはそれでよい経験だったと今は思っております。

とまあ紆余曲折色々と経験したおかげで、大人になって制作の仕事を手掛けさせていただける
機会を設けて頂くことに恵まれ、こなしていくことができたのだと思います。

ですが色々と葛藤があり、結局仕事としての音楽は辞めてしまったんですけどね…。
自分はそういう音楽は出来ない、続けられないなと。

その後は文字どおり抜け殻になってしまい
行き場も見失い、音楽からも遠く身を置くことになりました。

ですが自分にとって音楽とは必要なものと気づかされ
挫折を経て、もう一度音楽の道を歩み始めることとしました。

今度は仕事としてではなく 自分のすべきこと、やりたいこととして
そんな自分にとってこの曲は今、必要不可欠な大切な曲だと思います。