トップバリュ プレミアム生ビールが覚醒【常識を変えた“本格生ビール”を徹底レビュー】

今回は トップバリュ プレミアム生ビール（2025リニューアル） を徹底レビューします。

「PB（プライベートブランド）のビール＝安いけど味はそこそこ」
そんなイメージを完全に覆す一本が、今回のプレミアム生ビール。

結論から言うと、
“PBの時代が変わった” と断言できる完成度です。

前回の緑パッケージの時点で既に高品質でしたが、
今回のリニューアルは明確に別レベル。
味わい・原材料・設計思想すべてに「本気」が宿っています。

なぜ今リニューアルなのか？

背景には 2026年の酒税法改正（ビール減税） があります。
ビールが買いやすくなり、発泡酒からビールへ移行する人が増えるタイミング。

この波を確実に取りに行くため、
大手だけでなくPBも“既存ブランド強化・派生品拡充”を進めているわけです。

日本は世界でも異例のリニューアル頻度を誇る国。
その背景には

ずっと好きでいてもらう

新たなファンを獲得し続ける

というメーカーの努力があります。
これは接客文化にも通じる、日本ならではの“お客様重視”の姿勢そのものです。

🏭 委託先がサッポロである意味

トップバリュの生ビールを造っているのは サッポロビール。
実は、発泡酒など他のPB商品はキリンが担当しており、
“ビールだけサッポロ” という構図には大きな意味があります。

サッポロは

黒ラベルの「真ん中の美味しさ」

余計な装飾のない“ビールの骨格”
を造ることが特に上手いメーカー。

「飽きずに飲める本格的なビール」を造るなら、
サッポロという選択は合理的だと考えています。

🌱 使用ホップの“物語”が凄い

今回のプレミアム生ビールは麦芽100％の本格派。
さらに使われているホップが特別です。

① テトナンガーホップ（増量）
→ ヱビス誕生時のホップと言われる歴史的品種

② ハラタウトラディション
→ 現在のヱビスに使われている品種

③ ハラタウブラン
→ 白ワインのような高貴な香り

つまり、
ヱビスの「過去」と「現在」をつなぐホップ構成。
PBビールでこんなロマンある組み立て、普通あり得ません。

サッポロが委託先だからこそ仕入れルートも活かせる。
PBといえど“生産背景の物語”を持っているのが強みです。

🍺 テイスティング

香りは洋梨・りんご・ほのかな酸味。
口に含むと……

「うわ、めちゃくちゃ美味しくなってる！」

前回の品は“上品でおしとやか”。
今回は“弾けた若々しさ”が加わり、立体感が段違いです。

パイナップルのような爽やかな香り

ちょうど良い炭酸感

キウイやイチジクを思わせる果実味

すっきりした余韻

くどさゼロで毎日飲める軽やかさ

税込178円とは思えない完成度。
PBという枠ではなく「ふつうに美味しいビール」として勝負できる味 です。

黒ラベル、マルエフ、晴れ風、グッドエールあたりと比較しても遜色なし。
むしろ “その中間で、良いとこ取り” のような立ち位置。

🍽 合う料理

フルーティーさを活かして、魚料理が特におすすめ。

白身魚のムニエル

サーモン

オイルサーディン

塩サバ＋大根おろし＋ポン酢

スナックなら塩味系がベスト。
炭酸を潰して甘みを出す飲み方も相性◎

📝 まとめ

PBビールの常識を変えるリニューアル

使用ホップが完全に“プレミアム級”

サッポロ委託だからこそ生まれる骨格ある味

税込178円でこのクオリティは驚異的

毎日飲みたい人にも、じっくり味わいたい人にも対応

「今PBを見逃すのは損」と言える一本

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