海上の孤塁：日本の機能的人工建造物5選 - 要塞・炭鉱島・灯台・洋上風力発電

【紹介スポット】

第二海堡（千葉県富津市沖）
明治22年（1889年）着工、大正3年（1914年）竣工。関東大震災で主要構造が破壊されるも、2019年からは予約制ツアーで砲台跡や通路跡を見学可能。

第一海堡（千葉県富津市沖）
明治14年（1881年）着工、明治23年（1890年）完成。震災では軽微被害にとどまり、現在は財務省・国土交通省所管の航路標識（灯台）が残る立入禁止区域。

軍艦島（端島／長崎県）
1887年採炭開始、1890年三菱買収。最盛期5,000人超が居住した産業都市が1974年閉山後に廃墟化。2015年に世界文化遺産登録、2009年から一部上陸ツアー実施。

水ノ子島灯台（大分県佐伯市沖）
1904年初点灯、塔高39.25mの石造灯台。1986年に自動化・無人化され、日本の灯台50選に選定。佐伯市鶴見の資料館で歴史資料も公開。

秋田港・能代港洋上風力発電所（秋田県）
2020年着工、2022年12月（能代）・2023年1月（秋田）に商業運転開始。Vestas社製4.2MW×33基（総出力約140MW）を設置。沿岸から一望できる巨大風車群は次世代の日本の風景そのもの。

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