【吊掛】長崎電気軌道200形,300形,360形,370形,500形走行音 / Nagasaki-electric-tramway 200,300,360,370,500 sound

Japanese train running sound and view in the car.(NAGASAKI/Nagasaki-electric-tramway/Series200,300,360,370,500)

長崎電気軌道200形(201形・211形)、300形、360形、370形、500形の走行シーンです。いずれも吊り掛け駆動車となっています。

・旧型車も多岐多彩
営業用として70数両ある長崎電気軌道の6割を近くを占める主力車両が200形や300形といった旧型車両で、こちらも形式が多岐にわたりバリエーションに富んでいます。最も古いのが1950年に登場した200形で、機器メーカーなどの違いで201形や211形などと分けられ合計で13両が現役です。次いで1953年から200形を一部近代化させた300形が10両登場、ここまでは路線の拡大や輸送力向上の為に投入されたもので、当時の交通機関として路面電車が重用されていた表れでもありました。1961年から木造車置換えとして360形と370形が立て続けに登場し、このグループから乗車扉が中央寄りに変更され両形式で13両が現役です。1960年代後半になっても古い木造車置換えは急務ながら、既にこの時期には路面電車は斜陽気味で投資が難しく、1966年の登場した500形はコストを抑えるため大阪市電の廃車発生品を足回りを使って6両が作られ、現在は5両が現役です。以降は熊本などからの転入車も入線し長崎の路面電車を支えて来ました。現在も多くが活躍する旧型車グループは、かつての全盛期を物語る生き証人とも言えます。

71.長崎電気軌道 / Nagasaki tram
   • 71.長崎電気軌道 / Nagasaki tram