食中毒予防 ちょっと待って！お肉の生食

食中毒とは、細菌やウイルスに汚染されたものや、毒キノコなどの有毒物を食べた結果起こる健康被害のことです。

多くの場合、腹痛、下痢、嘔吐などの症状があらわれ、ときには、生命に関わることもあります。特に、身体の弱い子供やお年寄りは、重症となってしまう場合があります。

食中毒は夏場に起こるイメージが強いですが、冬場でも多く発生するため、年間を通して注意が必要です。

ユッケなどの生肉料理を食べて死亡する、食中毒事件が発生しています。
その原因は肉に付いていた「0-157」「カンピロバクター」といった細菌です。
これらの細菌はどんなに鮮度が良い肉でも、初めから付いていることがあります。
新鮮だからといって、肉を生で食べる事は大変危険です。

予防するには、まず、生肉に触れた手や調理器具で他の食材に触れないこと、肉を生・半生で食べることは避け、中心部までしっかり加熱すること、そして、生肉に触れた調理器具は熱湯でよく消毒し、手は石鹸できちんと洗うことです。

食中毒予防の3原則は「つけない」「増やさない」「やっつける」。この3原則をしっかり理解し、毎日の生活の中で予防を心がけましょう。

お問い合わせはこちらまで。