高松琴平電気鉄道 ことでん 琴平線複線化 栗林公園－三条 完成間近

2025年12月の平日、栗林公園－三条間を走る朝の上り電車です。
ことでんでは、輸送力の逼迫している琴平線の複線化を進めています。
左側の複線工事部の、新しいレールの敷設も完了しています。ポールも立ち並び、複線化も間近に迫っている印象を受けます。
　1年前(2024年12月)の同じ場所。複線部分の路床の地ならしがされ、工事が進められていました。
　再び現在。真新しいコンクリート枕木の上にレールの敷設が完了。
踏切についても新線部分に対応がされています。上り基本編成(2両)ではかなり混雑していることが外からも分かります。次便からは増結4両編成での運用となるのです。この日は霧が濃くなり、場所を移動します。三条駅手前のポイント部分。ここだけはレール敷設がされていません。架線対応と、この部分に手を加えて工事完了となるのでしょう。
　仏生山まで行く間に、霧が晴れ、ホームに光が差すようになりました。
仏生山での朝の通勤通学風景です。ホームの方々は。琴電琴平発のこの列車ではなく、次の仏生山始発を待つのでした。既に7.5分ヘッドの時間帯に入っており、これ以上の増結・増発はできないことから、栗林公園－仏生山の複線化完成と、それによる列車増発が待たれるところなのです。
　同じく複線化工事が進められている太田－仏生山間。その仏生山構内手前です。2026年度の完成に向けて工事が着手されました。1年前(2024年12月)の同じ場所。こちらでは未だ複線化工事は未着手でした。栗林公園－三条間は早々に複線化されそうですが、⇒栗林公園－太田間の複線化完了
こちら(太田－仏生山間)側は、これから工事が本格化すると思われます。
待望の増発ダイヤが組まれるのは、その完了(2026年度目標)に合わせてと予想します。
　地方私鉄屈指のラッシュ時輸送ダイヤが組まれ、更に逼迫する需要に対応すべく、輸送力増強を行うことでん琴平線。複線化⇒列車増発のダイヤ改正が待たれます。