【Division of Design Anthropology】ソーシャルデザインの人類学 ―社会実装を志向する人類学者たちのクロストーク― part2
Автор: TUB Tama Art University(多摩美術大学 TUB)
Загружено: 2025-09-08
Просмотров: 154
「TAMA DESIGN UNIVERSITY」プロジェクトにおける「DIVISION OF DESIGN ANTHROPOLOGY」の活動の一環として、小西公大氏、早川公氏、木村周平氏をゲストに迎え、本学教授 中村寛氏とのオープンディスカッションイベントを開催しました。
ーーー
今日、文化人類学が果たすべき役割は大きく変容しています。調査地に赴き、書籍や論文等のかたちで文化を記述するだけでなく、地域社会の課題解決や新たな価値の創出に貢献する——そんな“社会にひらかれた人類学“への期待が高まりつつあります。
本イベントでは、まちづくり、デザイン、災害対応、教育、福祉、アートなどの現場に深く関わりながら、実践を通して文化人類学の可能性を押し広げてきた3人の人類学者をお招きし、それぞれの実践を持ち寄りながら「ソーシャルデザインの人類学」とは何かを問い直します。
お招きするのは、タール沙漠や佐渡島を舞台に、パフォーミングアーツと社会変容の関係を追究してきた小西公大氏(東京学芸大学)、アナーキーなまちづくりや中動態的な学びのあり方を模索しながら、人類学の知を地域・教育・政策へ応用している早川公氏(東京大学先端科学技術研究センター)、災害の渦中における人々の応答や制度の変容を見つめ、「災害人類学」を軸に研究を進める木村周平氏(筑波大学)です。
文化人類学は、いかにして社会の「現場」とつながり、変化に寄与できるのか。そして、「よき」ソーシャルデザインとは、「よき」人類学とは、誰のために、どのように立ち現れるべきなのか。各地のフィールドと(/で)格闘しつづける実践者たちによる、応答と対話の時間です。
概要
日 時:2025年7月26日(土) 19:00 〜 21:00
会 場:多摩美術大学TUB
参加費:無料
定 員:30名程度
ゲストプロフィール:
小西公大
1975年、千葉生まれ。東京学芸大学・多文化共生教育コース准教授。専門は社会人類学、南アジア地域研究。インドや日本の離島(佐渡島・隠岐島)をフィールドに、アートやフォトグラフィー、音楽のもつ力を通じた社会空間の創造に関する研究を進めている。「これからの時代を担うのは変人である」をモットーに、変人類学研究所を立ち上げる。変人學会理事。空間コンピューティング時代の人類の知覚・認識と可能性を模索し実装を目指す拡張人類学研究所メンバー。僕らの社会にゆらぎや余白を生み出し、包摂的で創造的な社会に変えていきたいと、日々もがいている。主な著作に、『ヘタレ人類学者、沙漠をゆく:僕はゆらぎ、少しだけ自由になった』(2024年、大和書房)、『人類学者たちのフィールド教育』(2021年、ナカニシヤ出版)、『萌える人類学者』(2021年、東京外国語大学出版会)『インドを旅する55章』(2021年、明石書店)など。
早川公
応用人類学、まちづくり研究、社会活動家。1981年宮城県生まれ。筑波大学大学院人文社会科学研究科修了。博士(国際政治経済学)。システムエンジニアののち、宮崎、福井、大阪で大学教員を経て2024年より東京大学先端科学技術研究センター特任准教授。社会活動としては、文化財保存活動の理事やソーシャルベンチャーの顧問を務める。著書に『まちづくりのエスノグラフィ』(春風社、2018年)、『ディープ・アクティブラーニングのはじめ方』(山川修との共著、春風社、2023年)など。
木村周平
文化人類学者。筑波大学人文社会系教授、博士(学術)。これまで、自然災害や社会的リスクについて、公共や協働ということを意識しながら研究を進めてきた。主な著書に『寄食という生き方』(共著、2025年)『「人新世」時代の文化人類学の挑戦』(共著、2023年)など。
Доступные форматы для скачивания:
Скачать видео mp4
-
Информация по загрузке: