第425回「何度もしたい話、インプット、恋愛漫画の書き方」【人生思考囲い】
Автор: WEBラジオ『人生思考囲い』
Загружено: 2025-08-22
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■何度もしたい話
・お便り「今年の夏も35度超えの猛暑日が何日も続く暑さでしたがみなさんいかがお過ごしでしょうか。かつてはこれほどのひどい暑さではなかったというのがわたしの経験上の実感ですが、それで思い出されるのが、昔の仮面ライダーで敵の組織が人工太陽をつくりあげ、そのせいで東京がいきなり真夏の温度になり大混乱を迎えるという話です。そのときナレーションが言っていた気温は摂氏28度でした。現在の感覚ではもはや冷房をつけた温度に近い有様です。わたしは夏が来るたびに、この仮面ライダーの話を家族や友人、周りのひとたちに必ずするのですが、毎年これを言うので『またその話か』『お前は同じ話を何度もする』などと言われることも多いです。でも、同じ内容だろうと面白いものは何度だって言いたいというのがわたしの持論なので、むしろ夏が来るたびにこの話をしまくって、わたしといえばコレだという名物にしてやろうという気持ちがあります。みなさんは、何度だってこの話をしたいぞという話題のネタはありますか」
・中野「同じ話を同じ相手に人生で一度しかしちゃいけないとしたらきついですね。会話って基本は前準備なしのぶっつけ本番なのに…博打すぎる…」ばき「おじさんだから、話したかどうか覚えてないんですよね。半々くらいの可能性だなって思ったらもう一度話す」川西「地元の友人と年一で話すんですけど、毎年同じ話をしてますね。昔の話を…」→共通点が昔話しかない
・手塚「基本的に人生の思い出の量が増えない限りは、ずっと同じ話をするしかないですよね。ラジオや配信を毎日してる人はどうしてるんだろう」中野「毎日新しいことにチャレンジしてネタ仕入れてるんですかね?」ばき「自分の話じゃなく、コラボ相手やリスナーとの会話ベースになるんですかね」
・SNSで沢山つぶやくには?→時事ネタを拾いまくる
・漫画は同じ話を何度も描いても良い→この作者、作品ごとに舞台やキャラは変えてるけど本質はずっと同じ話を描いている
■インプット
・お便り「手塚治虫先生が『漫画本ばかり読んでいてはダメである。文学や科学書、紀行、評論集などの本に親しんで、知識を広めることだ』と語っていたことは有名な話ですが、皆さんは漫画以外のインプットって意識してやっていますか?多くの漫画家さんは映画や文学、学術書など、あらゆるジャンルに精通していて凄いですよね。もともとエンタメを摂取するのが好きという人もいるでしょうし、プロの仕事の一環として流行り物や社会情勢に関することをチェックしている人もいたり、様々なスタンスの人がいるとは思います。周囲の人たちとコミュニケーションをとったりSNSを眺めたり、クリエイターの方にとってはあらゆる体験がインプットなのかもしれませんが、意識して取り組んでいること、それが活きたと思ったことなどについて語ってほしいです」
・川西「インプットあまり出来てないですね。一応毎日お昼を食べながらアニメを観てます」ばき「マンガ以外も読みな~っての、マンガ以外の表現文法にも触れた方がいいよって話だと思います」中野「映画見ただけで面白い漫画が描けるなら…世話ねえよ!」
・川西「アニメって役割分担がはっきりしてるじゃないですか。漫画も作業ごとに切り分けた方がいいのかなと思って、脚本術の本や作画の本を読んだりするようになりました」
・インプットと取材→中野「例えばスポーツ漫画を描いてみようとするじゃないですか。何のスポーツがいいかな、漫画として目新しくて人気が出そうなもの…みたいな気持ちでスポーツ一覧を眺める…でもそれって『漫画の企画になるかどうか』でインプット対象を選びすぎちゃってるような気がするんです。それよりも、まず自分の興味関心があって、それを育てていく為のインプットの方が大切なんじゃないかっていう…」ばき「ていうか、興味があること以外をインプットする方が難しいなって思いますけどね。適当にテレビつけたら流れてたNHKのドキュメンタリーを観てるときくらいじゃない?」
・自分の興味を満たすインプット→それを具体的にどう漫画に活かすか?→それは技術の話になる
・手塚「会社でやりたくない仕事をやらされてるんですけど、結果的にそれが漫画のネタとして活かされてるから、インプットになってるのかな…と思います」→人間関係の摩擦によって問題意識が芽生える→それがネタになる→自分の一部を切り分けてキャラを作るのではなく、他者をそのまま作品に投入できないだろうか?
■恋愛漫画の書き方
・お便り「中野さんの『知恵ある恋人』告白回、素晴らしかったです。最新話だけではなく、恋愛のモノローグや演出がとってもうまくて凄く惹かれるのですが、こう言う漫画の描き方はどのように身に付けたのでしょうか?中野さんのルーツになった恋愛漫画とかあるのでしょうか?自分も恋愛漫画を描きたいのですがあまり上手く描けないので、もしよろしければ教えてくださると嬉しいです」
・中野『知恵ある恋人』川西『恋は忍耐』手塚『恋のジンロゲーム』→三者三様、恋のトライアングル
・中野「俺はヤマシタトモコ先生の漫画を読んでモノローグを多用するネームの描き方を知ったので、ヤマシタトモコ先生の漫画がかなりベースにあると思います」川西「中高生の頃にこがわみさき先生の漫画を愛読していました。『陽だまりのピニュ』は名作なので皆さん読んでください」手塚「恋が分からないな…という気持ちからジンロゲームを描いたので『恋は忍耐』『hなhとA子の呪い』はベンチマークとしてありました。あと30年前くらいに四季賞で読んだ『機械婦のいた街』は影響を受けました」
・愛と恋の違い→恋は身勝手?愛は思いやり??
・手塚「まぁでも、恋が分からない…みたいな問題意識ベースで描くのではなく、こんな恋愛って素敵だよね!みんなも憧れないかい!?という漫画を描いた方が多くの人に読まれるだろうな…と…」中野「セラピーみたいな漫画しか描けない作家がここに3人…」川西「恋に憧れさせられてる可能性もありますよ!!」
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