女優須磨子の恋 溝口健二監督 田中絹代 山村聡 東野英治郎 千田是也 青山杉作 毛利菊江 東山千栄子 朝霧鏡子 岸輝子 小沢栄太郎 1947年製作
Автор: 古典邦画集PD
Загружено: 2022-08-20
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女優須磨子の恋 1947年製作
監督 溝口健二
出演者 田中絹代 山村聡 東野英治郎 千田是也 青山杉作 毛利菊江 東山千栄子 朝霧鏡子 岸輝子 小沢栄太郎
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坪内逍遙を中心とする早稲田の演劇研究所では、島村抱月の「人形の家」を公演することになっていた。
ノラを演じられる役者がいないと悩んでいた抱月は、偶然夫婦喧嘩の末、夫と別れた演劇研究所の所員・松井須磨子に出会う。
ノラの役を演るのは松井須磨子をおいて他にないと、抱月はノラ役に抜擢する。
厳しい稽古の末、須磨子の熱演により公演は好評を博す。
そして、抱月と須磨子は恋に落ちていた。
抱月は研究所も家庭も捨て、須磨子とともに芸術座を立ち上げるのだが・・・。
Filmarksに投稿された感想・評価
田中絹代が、まだ演技ができない頃の松井須磨子から大女優になっていくまでを巧みに演じている。
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溝口健二監督作品であり、松井須磨子を演じる田中絹代の凄さが伝わる映画であった。
実在していた新劇の草分け俳優である松井須磨子(田中絹代)は、島村抱月(山村聰)と不倫の仲となり、芸を追求していく。
この映画、冒頭で島村の授業風景から始まるが、島村が42歳というのはわかるが、授業内容は小難しい。
島村のイプセン「人形の家」を上演することになり、その主演として抜擢されたのが須磨子。島村いわく「ノラは松井須磨子だよ!」というところから二人を中心にした物語となる。
この後、実際の二人の人生どおりに物語が進む。
溝口監督の力作。
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溝口健二と田中絹代のコンビ。溝口健二の田中絹代へのコスプレマニアがよく出ている作品。日本の本格的女優1号松井須磨子と島村抱月を描くが、そのまま溝口健二と田中絹代に当てはまる感じだ。新派の劇は、日本人が白人の真似をしているのでコメディに見える。田中絹代が「人形の家」で踊っている顔を見ていると笑えてくる。なんとも凡庸な作品でしょう。
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「あれは芸じゃない、いわば君の現実の延長にすぎないんだ」
これはとんでもない絹代…!
田中絹代への思いが爆発する作品の一つに入るかも。
先生と須磨子の関係は、まるで溝口と絹代の当て書きのようにも映り、そのような見方もまた楽しかった。
複雑な女の心情・態度の演技がかなり上手く、迫真さがすごい。バケモノ。迫真すぎて全部持ってってしまう力。鳥肌立ちまくり!
演劇の話なので、田中絹代が金髪でカチューシャを歌ったり、ロココドレスを纏ったり…高慢な態度の田中絹代もまた素晴らしい。
愛する人が亡くなって、「自分も死んでしまっているんだから一緒に埋めてくれ」っていうシーンはやばい。こんな言葉が一体何処から出てくるというのか…ロマンチックすぎるよ溝口。
劇と須磨子の心情がシンクロしていく。
昔の舞台に関して、観客参加型みたいな感じだったのも興味深かった。茶々が入ったり焚きつけたり…歌ってる最中にも大拍手が沸き起こったり!当時の芸術の楽しみ方が垣間見れた。
田中絹代にまた惚れ直してしまう一本。
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