家財道具ほとんどを捨てることに…台風で床上浸水　港には流木があふれて漁にも出れず（2023年8月17日）

近畿を縦断した台風７号。被害があった地域では復旧作業が続いています。

　（記者リポート　８月１７日）「こちらの漁港は台風７号で流れてきた大量の流木であふれています」

　港に流れ込んだ大量の木。兵庫県香美町では、上流の矢田川が氾濫した影響で、漁港の海に台風で倒れた木や枝などがあふれています。今の時期はサザエやアワビ漁が盛んだということですが…。

　（漁師）「これを撤去しないと漁に出られない。どうしようもない。自然には勝てん」

　大量の流木を人の力で撤去することは難しく、地元の区長が『重機を使用して撤去してほしい』と県に要望したということです。

　香美町内では３８世帯が浸水。住民が壊れた家電や家具などを災害ごみ置き場に運んでいます。

　床上まで浸水したこちらの住宅では、これまで大切に使ってきた家財道具をほとんど捨てることになりました。

　（住民）「ここまでかな水が上がっているのは。床上２０ｃｍくらいかな。使えそうなものはこれくらいだけしか残っていなかったと思ってもらったほうがいい。（Ｑ復旧は？）なかなかだと思う」


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