布施 淳 (ウェルビーイングクリニック駒沢公園)
ウェルビーイングクリニック駒沢公園の院長布施淳です。駒沢オリンピック公園のそばで内科系クリニックを運営しています。
https://wbck.tokyo/
専門は心臓(循環器内科)で、専門性を重視しつつ、ウェルビーイング(well‐being)=「身体的、精神的、社会的に良好な状態にあること」を意識した広い視点の医療を心がけています。また科学的根拠を重視した、信頼性の高い医療も心がけています。

【うっ血性心不全】下大静脈にうっ血モニタリング機能のセンサーを挿入して心不全の遠隔管理!FUTURE-HF試験!将来的には、スマホで自分のうっ血をチェックして、自己管理できるかも!

【睾丸=精巣=たま、陰嚢=ふくろ】「運動会の練習で小6男児が睾丸を損傷、20分以上気絶し緊急手術」という記事について医学的見地で解説してみた。ツッコミどころ満載。学校側の本当の問題点は?

【心室頻拍やBrugada】等、心外膜アブレーションの心囊穿刺の際に心臓穿刺など合併症が高率。冠静脈穿刺し心囊腔にCO2を注入した上で胸壁から穿刺する方法が極めて安全で成功率も高いって、知らなかった!

【アブレーションの合併症】心房細動をはじめとする様々な不整脈治療に有用なカテーテルアブレーション。ごく稀に冠動脈損傷の合併症が生じる。その頻度、タイミング、メカニズムは?

【慢性腎臓病 CKD 】日本人の8人に1人がCKD!世界人口の約10%がCKD!自分がCKDであることを認識していない!放置で人工透析になることも。採血や採尿をせずに呼気で診断できるかもしれない?

【心臓の神秘?】心臓移植をするとドナーの記憶や嗜好がレシピエントに受け継がれる???真実か?単なる逸話か?

【頸動脈狭窄】頸動脈が70%以上の高度狭窄だから手術!という時代は終わりかもしれない。より包括的なリスク評価をもとに強力な薬物治療を選択し、手術を回避できる時代に?

【CTの発がんリスク】世界一CT機器が多い日本。医療機関や人間ドックなど気軽にCTスキャンの撮影が出来るけれど、それによる放射線被曝で発がんリスクが高まるかもしれない。飲酒や肥満に匹敵するリスク!?

【心房細動】は認知症のリスク因子で、そのメカニズムに新たな知見。拍動とグリアリンパ系(glymphatic system)の関与。心房細動アブレーションで認知症予防につながる可能性。

【徐脈、スポーツ心臓】ボクシング亀田和毅選手が世界戦直前に示した驚異の心拍数「40」、マラソン選手に匹敵との報道。持久系トレーニングによる心拍数低下、徐脈に潜むリスクを循環器専門医が解説。

【心房細動】への外科的アブレーションの1つであるウルフ-オオツカ法手術。普段70/分だった心拍数が110くらいにまで上がってドキドキするという視聴者様のお悩み。何が起こっているのか、解説。

【亜鉛】体内で様々な役割を担っている亜鉛。欠乏症状で有名なのは、味覚障害、口内炎、皮膚炎、脱毛など。うつや小児の成長にも悪影響を及ぼす。そして心不全患者における亜鉛欠乏で死亡リスクが上昇するという話。

【LDLが低いことによるリスク】LDLコレステロールが低いと出血しやすい:静脈血栓塞栓症患者の解析。だからと言って、LDLを下げる治療を控える必要はありません!70未満で心臓病二次予防、認知症予防!

【LDLとスタチンと認知症】スタチンを飲むと認知症を助長するのか、予防できるのか?認知症予防のためには、LDLコレステロールが高い方が良いのか、低い方が良いのか?

【急性心筋梗塞】少年サンデーの人気漫画「プロレススーパースター列伝」の漫画家・原田久仁信さん(73)急逝 。冠動脈が急に閉塞する病気、急性心筋梗塞。命を失うメカニズムは?循環器内科医が解説。

【タクシー事故】タクシー運転手が運転中に意識消失、病死。 乗客操作で停車し、大事故は免れる。循環器内科医の視点。

【HDLコレステロール】"善玉"コレステロールのHDL-Cが正常値や高値であっても、それはうまく働いていない機能不全HDLで「善玉」ではないかもしれない。

【救命出来た可能性は?】京都・京丹後市の中学1年生が体育で持久走中に倒れ、搬送先の病院で亡くなった事例とバド中国17歳ジュニア選手(張志傑 Zhang Zhi Jie)が亡くなった事例の共通点。

【救命出来た?】京都・京丹後市の中学1年生が体育で1500メートル走を走っている途中に倒れ、搬送先の病院で亡くなる 死因は調査中。記事の情報のみを参考に循環器専門医が考察。明日に活かせることは?

【急性大動脈解離】FLOW・GOT’S さん(48歳)シンガポール公演後、胸痛あり、胸部大動脈解離発症、急遽手術。循環器専門医が解説。

【感染性心内膜炎】ギタリストで歌手のエディ藩さん(77)、感染性心内膜炎のため横浜市の病院で逝去。感染性心内膜炎とは?循環器内科医が解説。

【心筋梗塞-心肺停止】元THE HIGH-LOWSのベーシスト調先人さん,心筋梗塞で倒れ心肺停止でICU、カテーテル手術、現在リハビリ中。何が起こった?循環器内科医が病態を推測、解説。

【糖尿病予備軍】「糖尿病のけがある」はすでに動脈硬化が生じ始めている。年齢、性別、喫煙、コレステロールなどから「低リスク」な人も、HbA1c5.7〜6.4%だと50-60%の確率で動脈硬化生じている!

【HbA1c】糖尿病の指標の1つHbA1c。6.5%超えるくらいが糖尿病診断の分かれ目だが、それを越えなければセーフなのか?LDL-Cの累積暴露と同じく、血糖、HbA1cの少し高めの累積暴露も危ない?

【老化マーカーAGE】終末糖化産物 (Advanced Glycation End Products;AGEs) は老化の指標にもなるし、様々な病気の原因にもなり得る。自分のAGE量の目安を知るには?

【循環器医による真面目な性行為の話】性行為関連心停止はその殆どが男性に起こる。男性の心臓に負担がかかるのは、正常位か?女性上位か?女性上位は男性の腹圧や胸腔内圧、血圧が上昇してリスクが上がる?

【循環器医による真面目な性行為の話】健康な人が、「日常のパートナー」といつもの性行為をした時に心拍数、血圧はどのくらい変化するのか、心臓の負荷はどのくらいかかるのか?運動負荷としての性行為。

【PDE5阻害薬は危険?】性行為関連心停止はとても稀ですが、バイアグラ/シルデナフィルやタダラフィルなどPDE5阻害薬を使うとリスクが上がるのか?どんな人が危ないのか?

【性行為関連心停止】独、仏、米、英、韓、そして日本のデータから、どのくらいの確率で、どんな人が、どんな状況で起こりやすいのか?バイアグラやタダラフィルは大丈夫?その対策は?など真面目に医学的に解説。

【認知症予防】みんなが恐れている認知症。少しでも発症を予防したり先延ばしにしたり、進行抑制したいもの。帯状疱疹ワクチン接種に認知症予防効果が期待できるというお話。