「北海道・三陸沖後発地震注意情報」冬の寒さから身を守る防災グッズの見直しや再確認を！

青森県東方沖を震源とする地震を受け気象庁は「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表し日頃の備えの再確認などを呼びかけています。こうした中、冬の寒さから身を守る防災グッズを取材しました。

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〈佐藤明日美記者〉
「こちらのホームセンターでは防災グッズを数多く取り揃えていますが、この時期ならではの防寒グッズ「アルミシート」が全て売り切れとなっています」

〈ダイシン幸町店金物担当・鈴木純さん〉
「羽織っていただいて暖を取る商品になります」

アルミシートは地震の後、買い求める人が増えているそうで10日午前、陳列された10個ほどの商品は昼ごろには完売となりました。

〈訪れた客〉
「後発地震で1週間要注意ということなので、改めて防災グッズを見直して不足している分、あとは期限切れたものの入れ替え」

冬の深夜に発生した今回の地震。店の防災コーナーには使い捨ての携帯用カイロや持ち運べるサイズの毛布も並んでいます。

今回の地震を受け気象庁と内閣府は大規模な地震がおきる可能性が、平時より相対的に高まっているとして「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表しています。

宮城県も対象で国は事前の避難は求めませんが、今後1週間は地震や津波が発生した場合にすぐに避難できる態勢をとり備えを見直すよう呼びかけています。

具体的な対策としては
・寝る際に避難グッズを枕元に置いておくこと。

・また出先で被災した時のために外出する時にも非常用の持ち出し品を携帯しておくこと。

・地震や津波の情報にすぐに触れられるようにしておくこと。

・家具の固定や、高いところにある落ちてきそうなものを下ろしておくことなど、可能な範囲で次の大きな地震に向けた備えをすることが必要です。

取材したホームセンターでは冬のウイルス対策としてマスクやマウスウォッシュなども並んでいました。

〈ダイシン幸町店金物担当・鈴木純さん〉
「いつ起きるか分からないのが地震・災害なので、備えあれば憂いなしということで、3日から1週間分あった方がいいと思います」

冬の夜に起きた今回の地震。家庭の防災用品が冬仕様になっているか見直すことが重要です。

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