エリクソンの発達段階理論
Автор: 精神科医 諸藤(モロフジ)えみりの心のレッスン
Загружено: 3 сент. 2024 г.
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アメリカの精神分析家エリクソンは、人生を乳児期から高齢期まで8つに分け、「心理社会的発達理論」を発表しました。
エリクソンは「人間の成長は生涯にわたり繰り返し葛藤を乗り越えていくものだ」とし、この葛藤を心理社会的危機と呼びました。
発達段階ごとに示します。
乳児期は基本的信頼対、基本的不信です。
得られるものは希望です。
養育者との関わりで基本的信頼を得ます。(授乳など)
幼児前期は自律性対、恥・疑惑です。
意志を得ます。
自分の意志で行動し、成功すれば自信を得、失敗すれば恥や疑惑を持ちます。(着衣やトイレなど)
幼児後期は自主性対、罪悪感です。
目的意識を得ます。
自主性が高まりますが、行動が制限され大人に叱られることで罪悪感も生まれます。(探検、道具使用など)
児童期は勤勉性対、劣等感です。
有能を得ます。
勉強やスポーツに取り組みます。
認められたい思いが強くなり、うまくいかないと劣等感を抱きます。(部活動、仲間意識)
青年期はアイデンティティ対、アイデンティティの拡散です。
誠実を得ます。
自分がどのような人間かを考える一方、アイデンティティーが獲得されず混乱したままだと拡散という危機的状態になります。(社会的関係、学業)
成人前期は親密性対、孤独です。
愛を得ます。
パートナーと成熟した関係を築き、親密性を得ます。
孤立すると孤独に陥ります。(仕事、結婚、育児など)
成人後期は世代性対、停滞です。
世話を得ます。
次世代を育成し自分も成長します。
次世代に無関心でいると人間関係は停滞に陥ります。(仕事の管理職や親など)
高齢期は統合対、絶望です。
知恵を得ます。
人生を受け入れ、来るべき死を受容します。
人生を受け入れないと絶望のまま死を迎えます。(人生への感謝)
例えば、乳児期ではお母さんや世界を信頼できる体験と信頼できない体験を両方経験します。信頼が不信を上回ると希望を獲得できます。
その状態で次の発達段階に移ることが望ましいとされています。
このように葛藤しながら社会に適応し、活力を得て発達します。
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