【DTM】NHK新大型時代劇 武蔵坊弁慶 メインテーマ
Автор: sasa
Загружено: 2022-11-26
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1986年 NHK新大型時代劇「武蔵坊弁慶」より 「メインテーマ」
作曲:芥川也寸志 / Yasushi - Akutagawa (1925~1989)
制作:NHK
脚本:杉山義法
原作:富田常雄
主演:中村吉右衛門
NHKが大河ドラマとは別枠で放送したドラマでした。
中村吉右衛門さんが、気は優しくて力持ちを地で行く主人公を見事に演じていました。
このドラマのテーマ曲は芥川也寸志さんの筆によるものです。
かなり晩年に近い作品ですが、円熟の域と言いましょうか、素晴らしい曲に仕上がっています。
はじめ、高下駄の音が2拍目と4拍目に、それも絶妙にオフビートな感じで入って来まして、弁慶の堂々とした歩き姿を想像させます。
徐々に楽器が加わり、背景で複雑なリズムを奏で始めると、スピード感が増して来るように錯覚しますが、実はテンポがまったく変化せず、一定の速度で演奏され続けます。
弁慶の歩調はまったく変わらず、つまり人となりは変わらないのに、時代がどんどん変わって行く様を表現しているように思います。
最後、いきなりリズムが変わり、下駄を合わせて曲が終わります。
私はこの部分で、歌舞伎の「飛び六法」からの「弁慶の立ち往生」を想像してしまいます。
ドラマでは割と小規模な室内オーケストラ編成で演奏されており、これとは別に芥川也寸志さん自身の指揮によるフルオーケストラの音源もあり、どちらも素晴らしいのですが、今回はその中間あたりの規模のオーケストラをイメージして演奏してみました。
ドラマ版で途中から入って来る、斬撃のような効果音ですが、そもそもこれが何を表しているのか、
何を使っているのか検討がつかず、芥川也寸志さん指揮の演奏にもこの音は入っていないので
、作曲者の意図とは別に演出上の理由で入れたものかな?とも思ったのですが、これはこれでこの曲の世界観を表現しているように思いましたので、近い音を加工して入れてみました。
ドラマ版のように前面には出て来ませんが、パーカッション的な位置付けとしています。
なお、11月28日は武蔵坊弁慶を演じた中村吉右衛門さんの命日です。
この曲で、稀代の名優を偲んでいたければ幸いです。
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Theme from Benkei
Composer: Yasushi -Akutagawa
This music is the theme music of Japanese famous historical TV drama.
[Equipments]
DAW :Cakewalk by BandLab.
Library:Miroslav Philharmonik 2、Cinematic Studio Strings、Orchestral Percussion、Chinematic Percussion、Cinematic Studio Brass、SWAM Clarinet 、SWAM Trumpet、SWAM Flute and other.
FX:Sonnox Claro、EAReverb2、Kramer Tape Stereo and other.
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#大河ドラマ #dtm #midi
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