戸田家の兄妹 1941年製作 小津安二郎監督 出演者 藤野秀夫 葛城文子 吉川満子 三宅邦子 佐分利信 高峰三枝子 桑野通子
Автор: 古典邦画集PD
Загружено: 2023-07-16
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戸田家の兄妹 1941年製作
監督 小津安二郎
出演者 藤野秀夫 葛城文子 吉川満子 三宅邦子 佐分利信 高峰三枝子 桑野通子
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父親を失ったブルジョワ一家で、残された妻と未婚の末娘が、結婚している息子や娘たちの家庭に次々に世話になるが、どこでも厄介者扱いされ、仕方なく二人は古ぼけた別荘に住むことになるのだが・・・
Filmarksに投稿された感想・評価
1941年公開作品。この年の12月には太平洋戦争に突入するというご時世。日中戦争中だろうに、まだこういう映画が作れたのだなぁ。
上流階級だからか、みな日本語が美しい。喧嘩しても嫌味を言っても、品がある。
ストーリーとしては、後の『東京物語』へつながっていく作品。
・・・
戸田家は5人兄妹、ある日父である進太郎が急逝。多額の借金により屋敷は売却、そこに住んでいた母と末っ子の節子は、長男の進一郎の住まいに移ることとなった。
しかし、進一郎の妻和子と馬が合わず、長女の千鶴の住まいへ移るのだが・・・。
親の扱いに面倒くさがる家庭を持った子供達。間違いなく『東京物語』の前身となる作品ですが、こっちも面白いです。
大きく異なるのはラストの痛快劇。小津作品のなかでもスカッとした作品じゃないかと思います。若干の寂しさ、後味の悪さが残るのが小津作品らしさでもあると思いますが、この感じも気持ち良いものです。
長男進太郎の妻を演じた三宅邦子さん、この時まだ25歳のはずですが、12年後の『東京物語』でも同じく長男の妻を演じておりますね。
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小津監督が日中戦争から帰還した後に撮った作品。
大家族と、そのゆるやかな崩壊。時代の変わり目。以前の作品とはテーマが明らかに違うと感じる。後の「東京物語」などの原点と言えそう。
母と三女を厄介ものにする長女と長男嫁のナチュラルな嫌な奴っぷりが見事。昔の映画を観てこんなに腹立たしくなること、なかなか無いよなあと思う。
その分、三女と次男の仲の良さが際立って見える。むしろ異常なくらい。佐分利信、めちゃカッコイイっすね。
そして緩急のつけ方がうまい。序盤ちょっと展開が遅いなあと思ってたら一気に葬式の場面に飛ぶ。ずらっと並んだ帽子のカットがすごい。
構図も端正で美しい中、急に画面を分割するようにど真ん中に柱が映ったりしてゾワゾワさせてくる。
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このあとに『父ありき』を見ても思ったことだが、老人が「あ〜今日はいい気持ちじゃった」みたいなことを言い出したら死のサイン。
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