聴診の罠:音が聞こえても安全とは限らない
Автор: SRHAD KNIGHT
Загружено: 2025-11-24
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食道挿管でも呼吸音が聴こえる場合がある。カプノメータ未整備の時代、肥満男性の胃切除術で気管挿管した際、気道内圧上昇とバッグの重さがありつつも、麻酔科医2名が両側胸部で呼吸音を確認したため気管挿管と判断した。しかし酸素飽和度が低下し、再確認すると食道挿管であった。人工呼吸を続けると胃が膨張し噴門が開き、送気が呼気として戻り胸部まで音が伝わるため誤認が起こり得る。また前酸素化後の肺は吸収性無気肺となり音の識別がさらに困難となる。現在はカプノメータや5点聴診により誤挿管はほぼ防げるが、挿管後は聴診だけでなく複数の確認法を併用することが重要である。
今回は、「食道挿管と呼吸音」をテーマに、Storybook を作成しました。
#Storybook #麻酔科勤務医のお勉強日記 #胸部聴診 #食道挿管
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