７種類のがんリスクが尿で分かる　名古屋大学発のスタートアップ「クライフ」　採尿して郵送するだけ【LBS愛知発】

名古屋大学発のスタートアップ「クライフ」が開発した検尿キットを使えば、採尿して郵送するだけで７種類のがんのリスクを自宅で調べることができます。この技術の鍵は、尿中のマイクロRNAを解析することでがん細胞の発生を早期に検知する点にあります。クライフは北海道大学と協力し、北海道岩内町で住民１００人に無料検査を実施し、早期ステージの肺がんを発見しました。特に、早期発見が難しいすい臓がんに注目し、さらなる技術開発を進めています。企業や投資家から高く評価され、６２億円の資金調達にも成功しました。価格は７万円と高額ですが、企業が福利厚生として費用を負担する動きが広がり、保険適用の申請も進められています。
2025年4月21日

日本経済新聞社とテレビ東京系列の５つのローカル局で制作する企画、LBS（ローカルビジネスサテライト）です。

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