【朗読】二粒の飴 山本周五郎 日本婦道記より【寝落ち朗読】

▼二粒の飴 あらすじ▼
武士の家に生まれた貞代は、父・重松伊十郎が若くして責を負い切腹したことにより、母と弟の亀之助とともに、厳しい暮らしを余儀なくされる。母は親族に頼ることを良しとせず、幼い二人を連れて江戸の裏町へと移り住み、貧しい長屋で懸命に働きながら子どもたちを育てていく。

母は常に「武士の心を忘れてはならない」と言い聞かせ、どれほど困窮しても、誇りと節度を持った生き方を教え続けた。自分は白湯で空腹をしのぎながらも、子どもたちには食べ物を与え、どんなときも笑顔を絶やさなかった。

やがて無理の重なった生活が母の身体をむしばみ、病に倒れる。そして亡くなる前夜、母は貞代と亀之助にそっと「二粒の飴」を手渡し、最期に胸の内に秘めていた想いを語り始める…

やがて母となった貞代が明日嫁ぐ娘に聞かせる二粒の飴の物語――。


主な登場人物の紹介や江戸時代の飴売りって..?など【読む聴くトク】もぜひご覧ください
https://note.com/kikutoku

▼毎週土曜日20時は山本周五郎作品を配信中
現在は「日本婦道記」の31篇を順番にお届けしています

↓日本婦道記再生リスト↓
   • 日本婦道記  山本周五郎 【寝落ち朗読】  


▼聴くトクちゃんねるとは▼
テレビ番組やCMナレーション、朗読イベントなどで活動するナレーターの【しろくま】と、スタッフ【しろねこ】が運営しています。
ぜひチャンネル登録、goodボタン、感想コメントなどよろしくお願いいたします。




▼チャプター▼
00:00 OP
00:14 一章
08:58 二章
18:08 三章
26:30 四章