LumixDMC-SZ7のセンサーについたゴミをクリーニング

ヤフオクで仕入れたジャンクのコンデジ3台目（Panasonic Lumix DMC-SZ７）はゴミが映り込んでいました。掃除機などではなおらず、分解してセンサークリーニングをして修理しました。綿棒に水を少しつけて簡単にセンサーを拭いただけですが問題なくなおりました。

★目次
00:00　Panasonicコンデジ Lumix DMC-SZ7
00:23　ゴミが映り込む
01:20　分解開始
03:28　センサーをトルクスネジではずす
04:12　センサーを観察
04:30　センサーの水拭き
06:02　レンズ水拭きと謎のワッシャ
06:17　組立
08:44　ゴミが取れたかどうか確認
09:10　余ったワッシャーをどうしたか
09:48　ワッシャーを組み直す

★古いコンデジに映り込むゴミを分解せずに掃除機で吸い取る
   • 【掃除機で吸い取れるやん！】古いコンデジに映り込むゴミ  

★ジャンクコンデジの分解修理に紙コップメモ方式
   • Lumix DMC-TZ30のシステムエラーは半田付けで直った！  
　
★謎のワッシャーが現れたジャンクコンデジの分解修理
   • Видео  

★‪@acmaoh‬ さん
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コンデジはゴミが入って写り込んでしまう場合がよくあります。光学ズーム機能があってワイドな広角から倍率の高い望遠撮影までできますが、レンズの筒が伸びたり縮んだりするので長さを大きく取るために筒が3段とかに分かれていて、その継ぎ目のところには当然わずかですが隙間があるので、そこからどうしてもゴミを内部に取り込んでしまいがちです。レンズの筒は電源を入れて切るたびに伸びたものが完全に縮んで、しまい込まれます。電源を切る時に筒にゴミが付いた状態でしまい込まれるとまずいです。そうならないようにちょっと見てゴミがあれば手で良いから払ったりすると大丈夫ですが、そういうことを普段あまり意識しないのでゴミが入ってしまいがちになります。
軽症の場合はレンズの筒を掃除機のホースに入れて吸い取れば直りますが、保管時に湿気があったりするとゴミがセンサーやレンズにくっついたりカビが生えたりするので掃除機では取れません。その場合はカメラを分解してセンサーやレンズをクリーニングします。レンズを分解せず、センサーを外してその辺を清掃するだけでしたらそれほど大変な作業ではありません。センサーのクリーニングは、まずブロアーで周辺のホコリやごみを吹き飛ばし、専用のクリーニング用の棒の先にセンサーソリューションと呼ばれる専用の洗浄液や無水エタノールを少し含ませて拭いたあと、乾いたクリーニング棒で拭き取れば良いと言われています。もちろんそうすれば良いと思いますが、元々数千円で仕入れたジャンクカメラなのでそのようなクリーニングキットを買うとカメラの値段と同じくらいになってしまうので今回はそんなたいそうなことはやりません。
ごく普通の綿棒に少し水を含ませてセンサーの汚れを取ります。水が乾かないうちに乾いた綿棒の先で拭き取ります。さすがに水は水道水だとミネラル成分が入っていそうなので蒸留水にしました。しかし、乾いた綿棒ですぐに拭き取れば水道水でも大して問題ないような気がします。レンズの汚れについてもそのようにすればよいと思います。カメラの素人はこれだから困るとお叱りを受けるかもしれませんが素人なりに思うところもあります。
例えばスマホは面倒なメンテナンスや細かな使用上の注意はなく、レンズのフタなど付けずにいつもポケットに入れています。写真や動画を撮るときにレンズが汚れていたらシャツの袖で拭いたりしています。それでも普通にきれいな写真が撮れる。スマホのおかげで写真や動画が本当に気軽に撮れるようになりました。それはメンテナンスや設定などいろいろ難しいことがないことも一因だと思います。以前写真や動画は行事、式典、旅行など特別な時にしかあまり撮りませんでした。スマホは写真や動画を日常のものにしました。お店で注文したランチ、道端の花、メモしたい書類など特別なものではなく普通にあるものを写真や動画にする。しかもそれはネットで瞬時に共有できる。
カメラについては昔から非常に精密でデリケートな機器であるというイメージがあるし、実際そうなのかもしれませんが、やかましいことばかり言っているとどんどん敬遠して使う機会がますますなくなりそうです。一眼レフ高級機などは別ですがコンデジはカメラがもっと身近な存在であってほしいということもあって作られたものではないでしょうか。
その意味で古いコンデジは気楽にメンテして気楽に使えるので良いと思います。非常に高価なものであれば腫れ物に触るような扱いをしてしまうのが人情ですが元々数千円で手に入れた中古のコンデジならば、コストがかかっていないぶん、もっともっといいかげんに適当に考えても良いし、いつでもポケットに入れておけばそのほうが使う機会も増えると思います。それは製品に対する愛情が薄いということではなく、身近な存在であるということです。ちょっと壊れたりしても、できれば自分で何とか分解して直したりすれば中身のこともわかるし、どう扱えば壊れたりしないかということもある程度わかると思います。カメラ専用機として日本の技術力を詰め込んだコンデジですから、特に光学性能は単純にレンズの大きさやズームの長さからしてもスマホに完全に取って代わられてしまうような性能ではないと思うし、まだまだ注目に値する魅力がたくさんあると思います。これからもコンデジをスマホと共存共栄させるに、コンデジの取り扱いやメンテナンスのハードルをできる限り低くして、硬いことは言わずにいつでも気楽にどんどん使っていきたいと思います。
私が最近古いコンデジに興味を持ちはじめたのはアクション大魔王さんの動画を拝見したからです。アクション大魔王さんはYoutubeなどに投稿するFHDの動画撮影のカメラとして、今から10年ほど前に作られたコンデジがコスパとして非常に優れていると強力にプッシュされています。私もアクション大魔王さんに影響を受けてその年代のコンデジをすでに5台手に入れました。いずれもヤフオクで数千円で仕入れたものです。不都合はあったもののちょっとした手直しをすればまだまだ使えそうですし、とてもその値段のカメラで撮ったとは思えないきれいな動画が撮れていると思います。今後も中古のコンデジを積極的に使って動画を作っていきたいと思います。興味をお持ちの方は、是非アクション大魔王さんのチャンネルをご訪問下さい。

#ジャンクコンデジ分解掃除
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