室生犀星🌙「小鳥」美しい世界観
Автор: 小出朋加の朗読
Загружено: 18 мая 2021 г.
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室生犀星の「星より來れる者」より「小鳥」を朗読しました。
●テキスト/青空文庫(青空文庫、耕作員の皆様に心より感謝し使用させていただきます)
●人物について・主な作品・エピソード/ウィキペディアより一部引用添付
●声/動画作成/サムネ作成/こいでともか
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※挿入曲は「YouTubeオーディオライブラリー」より選曲し、楽曲を無償提供してくださるアーティストの皆様に心より感謝し使用させていただいております。
※へいぜい/いつも
「小鳥」
ある日
留守の間にひとりの青年がたづねてきて
小鳥のつがひを籠にいれたまま
わたしにおくつてくれた
小鳥はちひさな夫婦で
名もわからないポルトガルの種であること
その人が西洋人から貰つたものであること
さう言つて見知らぬ友はかへつた
粟がひと包みそへてあつた
その友は※へいぜい
下宿のわびしい室で
この珍らしい小鳥を放し飼ひにしてゐた
玄關に出たうちのものに
その籠をわたすとき
見知らぬ友は實際なつかしさうに小鳥をながめて
しばらくは去らうとせず
さて煙草を一本のんで
ゆつくりと籠と小鳥とを眺めて
道のわるい田端の奧から歸つて行つた
ときどき餌をもつてきませう
可愛がつてやつてください
さう見知らぬ友が言つて去つた晩おそく
私は町からすこし醉つてかへつて
自分の室の机の上に
この珍らしい小鳥を見いだした
あくる日は晴れて
あさの光にあてると
ココア色の羽根と白いくちばしをもつた小鳥は
水をあびながら
ひくい聲で
くくくと啼きながらあそんでゐた
ときをり次の間越しに
わたしは仕事の手をやすめて
その啼きごゑにききとれた
晴れた日とかかはりのある鳥類の
しかもつがひで啼きいそしむ姿は寂しく
わたしの目の前を去來した
【【出典/青空文庫】】
底本:「室生犀星全集第二卷」新潮社
1965(昭和40)年4月15日発行
底本の親本:「星より來れる者」大鐙閣
1922(大正11)年2月20日発行
入力:岡村和彦
校正:きりんの手紙
●室生 犀星(むろう さいせい)Wikipediaより一部引用添付
1889年〈明治22年〉8月1日 - 1962年〈昭和37年〉3月26日)は、日本の詩人・小説家。
1889年(明治22年)、金沢市裏千日町に生まれる。
加賀藩の足軽頭だった小畠家の小畠弥左衛門吉種とその女中であるハルという名の女性の間に私生児として生まれた。
生後まもなく、生家近くの雨宝院(真言宗寺院)住職だった室生真乗の内縁の妻赤井ハツに引き取られ、ハツの私生児として照道の名で戸籍に登録された。
住職の室生家に養子として入ったのは7歳のときであり、この際室生照道を名乗ることになった。
私生児として生まれ、実の両親の顔を見ることもなく、生まれてすぐに養子に出されたことは犀星の生い立ちと文学に深い影響を与えた。
#室生犀星 #朗読詩 #小出朋加

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