【ルート解説】西丹沢の盟主 檜洞丸 (ツツジ新道・石棚山稜周回) Course Guide of Mt.Hinokiboramaru of Tanzawa Japan
Автор: ひとり登山チャンネル
Загружено: 2022-06-10
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2022年5月28日土曜日、西丹沢の盟主「檜洞丸」に登りました。トウゴクミツバツツジやシロヤシオで有名なこの山。どうせなら花の季節に登ろうと、情報を集めながら計画していました。
満開の時期を少し過ぎてしまったのと、前日の強風と雨で花が落ちていることが心配されました。また、ゴーラ沢出合の渡渉ポイントの増水も心配でした。また、この山の一番人気の季節のため駐車場に空きがあるかも心配でした。
そんな心配な状況を確認すべく山へ向かいました。
【お知らせ】
★4Kに対応した編集をしています。メインカメラは4Kで撮影しておりますが、一部のシーンは4K非対応のカメラで撮影しておりますのでそれほど画質が良くありません。また、薄暗い道のシーンは光量不足により手ブレしております。ご承知おきください。
【チャプターリスト】
0:00 オープニング・登山口へのアクセス
1:20 箒杉駐車場から登山口へ
3:24 登山口からゴーラ沢出合へ
6:59 ツツジ新道急登区間
10:33 シロヤシオのトンネル区間
13:00 石棚山稜分岐から山頂へ
16:30 檜洞丸山頂の様子
18:54 檜洞丸から石棚山稜
23:53 下山・エンディング
【アクセス】
国道246号線の「清水橋」から県道76号線へ。県道を16.5㎞程走り、西丹沢ビジターセンターの駐車場を目指します。檜洞丸への登山口は複数ありますが、登りは「ツツジ新道コース」、下りは「石棚山稜コース」を歩く計画を立てました。ツツジ新道の登山口に一番近い、ビジターセンターの駐車場か、その向かいの路肩の駐車場に停めて周回する計画です。かなりの混雑が心配されたので5時頃に到着するようにしたにも関わらず、なんとどちらも満車でした。そのすぐ下の道路の路肩に停めることも考えましたが完全に路駐になるので却下。だいぶ戻ったところにある「箒杉駐車場」に停めました。
下山後に駐車状況をチェックしてみると、ビジターセンター付近にも数台空きがありました。そして、ビジターセンター近くの路上に駐車されていた車には漏れなく「駐車禁止」のシールが貼られていました。かなり厳しく取り締まっているので路上に停めるのは止めましょう。
5時過ぎの段階で箒杉駐車場も満車に近い状況でしたので、この時期にマイカー登山される方はかなり早い時間に到着する必要があります。
【駐車場まとめ】(2024年11月編集)
①西丹沢ビジターセンター(無料 10台 トイレ・自販機あり)
②ビジターセンターの向かいの路肩(無料 25台程度)
③西丹沢マウントブリッジキャンプ場(1日1000円 0465-78-3378 ビジターセンターまで徒歩5分)
④町営観光客用駐車場(無料 30台程度 箒沢公園橋と箒杉の間 ビジターセンターまで徒歩20分)
⑤中川駐車場(12台程度 トイレあり ビジターセンターまで徒歩25分)
※登山口に近い順
※路上駐車は駐車違反を取られる。
※箒杉駐車場より下は調査していません。
※周回の場合は④⑤がおすすめ
【ルート概要】
①西丹沢ビジターセンター~ゴーラ沢出合
西丹沢ビジターセンターからさらに奥へと車道を歩いていきます。キャンプ場を横に見ながら10分程度歩くと、道の右側に登山口の看板が出てきます。そこからすぐに山道が始まります。
登山口から少しの間、水がチョロチョロ流れる暗い沢を登ります。少し登ると左の斜面に折り返すように登る道があります。そこから山に取り付き、中腹を横切るように付けられた道を歩いていきます。多少のアップダウンはありますが全体的になだらかな道です。途中に数か所、小さな沢を渡る木の橋や、工事中の橋、崩落地などがあります。登山道沿いにミツマタが群生しており、春先には可憐な花が楽しめます。途中、キャンプ場内を通って来るルートが右から合流します。
登山口から50分程でゴーラ沢出合という河原に到着します。この河原で川を2回渡ります。靴の中が濡れてしまうとこの後の登山が厳しくなりますので、防水の靴がおすすめです。靴や靴下を脱いで渡る手もあります。この日は水量は多かったですが、靴の外側が濡れただけで済みました。
②ゴーラ沢出合~石棚山稜分岐
河原を斜め左に横断した後、尾根に取り付くコンクリの階段を登ります。河原が結構広いので階段の登り口が見つけにくいかもしれません。
ここから石棚山稜分岐まで標高差約750mを登ります。一部なだらかな道もありますが、ほとんどが急登で鎖や木のハシゴも出てきます。尾根のほぼ中間地点に「展望園地」という小さな広場があり、ベンチが一つだけあります。天気が良ければ富士山も見えますが、木が茂っていて眺望はそれほどよくありません。標高が上がるにつれ、右側には所々崩落した石棚山稜が、左には尖った大笄・小笄の稜線が見えてきます。
標高1400m辺りで大室山方面の展望が開ける場所に出ます。ここで辛かった急登は終わり、よく整備された木道歩きになります。さらに、この付近はシロヤシオやミツバツツジが群生しており、花に囲まれながら歩く天国のような登山道になります。
③石棚山稜分岐~檜洞丸山頂
右から石棚山稜からの道が合流する分岐を過ぎると、傾斜はさらになだらかになり、尾根の左右の展望が開けるようになります。立ち枯れたブナの大木も目立ち、西丹沢らしい風情が楽しめます。少し登ると、地面をオオバイケイソウやマルバダケブキに覆われた平地に出ます。その上に渡された木道を歩くこと10数分、檜洞丸山頂に到着します。
広い山頂にはベンチが点在していて、落ち着いて休憩ができます。犬越路に向かう方に少し降りてみると、大室山の全貌と崩落地を下ってそこへ向かう険しい道が一望できます。そして、富士山や南アルプス、八ヶ岳や秩父の山々、東京方面まで見渡すことができます。
その反対側の南側へ少し降りてみると、蛭ヶ岳、丹沢山、塔ノ岳などの丹沢主脈の山々が一望できます。数10m下ると「青ヶ岳山荘」があり、裏にトイレもあります。(チップ100円、ペーパーもあり)
④石棚山稜~箒沢公園橋
檜洞丸山頂から石棚山稜分岐までは来た道を戻ります。石棚山稜は全長約4.5m、標高差約1100mの長い尾根です。テシロノ頭、白ザレノ頭、石棚山、ヤブ沢ノ頭、板小屋沢ノ頭などの数々のピークを越えながら標高を下げていきます。
尾根の上部は比較的なだらかで歩きやすい道です。稜線上にはブナなどの巨木が多数生えています。白ザレノ頭を過ぎたあたりには、「西丹沢の守護神」の異名を取るカツラの大木があります。尾根の上部にユーシン方面に下る分岐が、石棚山を過ぎたあたりに玄倉方面に下る分岐が出てきます。どちらも通行止めが多い山域なので通れるかどうかは分かりません。
尾根を降りれば降りるほど岩場が増え、傾斜が激しくなります。特に、板小屋沢ノ頭からの標高差450m程の下りは、鎖場や岩場などもある険しい斜面です。
急斜面を下り切り板小屋沢に出ると、そこからは基本的に沢沿いのゆるやかな道になります。砂防ダムの堰堤をハシゴで下りたり、渡渉したりしながら下っていくと、大石キャンプ場に出ます。中川川に掛かる箒沢公園橋を渡れば県道76号線。ビジターセンターは右へ徒歩15分、箒杉駐車場は左へ徒歩10分で戻れます。
【感想】
花のピークは過ぎていましたがシロヤシオやミツバツツジに囲まれて歩く山道は最高でした。ツツジ新道も石棚山稜も急登が連続するハードな登山道ですが、標高が上がるにつれ傾斜が緩くなり、花や眺望も楽しめるようになるので頑張りがいがあります。山頂は木が多くそれほど眺望が楽しめませんが、犬越路方面や蛭ヶ岳方面に少し下ると圧巻の景色が広がります。休憩がてらブラブラしてみることをおすすめします。
現在は通行止めですが、山頂から犬越路、用木沢出合を周回するコースもスリルがあって楽しいです。規制が解除されたら歩きたいと思います。→2022年8月1日、白石峠~用木沢~犬越路間の通行止め解除されました!(2022年8月2日更新)
【BGM】
Song2,3,4,5,6:from MATSU( / matsu_ma2sound )
Song7: Roman Müller - Easy Life (Vlog No Copyright Music)
【YAMAP活動記録】
https://yamap.com/activities/17574681
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