【実はしんどい】不安障害のリアル5つ【精神科医が解説】】
Автор: こころ診療所チャンネル【精神科医が心療内科・精神科を解説】
Загружено: 2026-01-21
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「不安障害のリアル5つ」を精神科医が徹底解説。
#精神科 #不安障害 #リアル
0:05 (1)はじめに
0:26 (2)不安障害と一般の不安
2:27 (3) 不安障害のリアル5つ
2:35 ①出方に個人差
5:25 ②うつ病と近い
6:30 ③理解されにくい
8:05 ④薬の効果に個人差
9:44 ⑤慣らすことが大事
12:40 (4)まとめ
「不安障害」は強い不安が生活に影響する精神疾患で、急な発作が起きる「パニック障害」が有名です。特に慢性的な不安だと性格などと誤解されがちですが、実際は影響が強くしんどさが目立ちます。
「不安障害のリアル5つ」について、精神科医が14分で回答しています。
出演:春日雄一郎(精神科医、医療法人社団Heart Station理事長)
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(1)はじめに
不安という感情は誰もが経験するものですが、不安障害における不安は一般的なものとは異なり、生活に大きな影響を及ぼします。
不安障害は一見イメージしやすい疾患です。しかしその分「軽い症状」と誤解されやすく、実際のつらさとのギャップが大きいことも少なくありません。今回は「不安障害のリアル」を5つのポイントからお伝えします。
(2)不安障害と一般の不安
不安障害とは
不安障害は過度な不安が特徴の精神疾患で、うつ病と並んで多くの人がかかります。強い不安が持続することが特徴で、社会生活や日常生活に影響が出ることも珍しくありません。
治療としては、まず薬物療法があります。抗うつ薬のSSRIを継続して使用し、不安の改善を図ります。また、脱感作法といって不安に徐々に慣らしていく方法も有効です。
一般的なイメージと誤解
不安障害の中では、パニック障害が比較的よく知られています。有名人がパニック障害を公表することも増えており、認知度は高まっています。一方で、慢性的な不安が続くタイプは「性格とどう違うのか」がイメージしにくい面があります。普通の不安と不安障害の不安は何が違うのか、なかなか伝わりにくいところです。
一般の不安との違い
では、一般の不安との違いは何でしょうか。
まず「一過性ではない」点。何かストレスがあって一時的に不安になることは多くの人が経験しますが、不安障害では不安が続いたり繰り返したりするのが特徴です。
次に「症状が強い」点。一般の不安は多くの人が感じるものですが、不安障害ではその不安がより強く、影響も大きくなります。
そして「生活への影響が強い」点。単なる不安だけで生活に大きな影響が出ることは少ないかもしれませんが、不安障害になると、不安な状況を避けることで生活の範囲が狭まったり、様々な支障が出てきます。
(3)不安障害のリアル5つ
①出方に個人差
同じ不安障害でも症状の出方は様々で、病名も細かく分かれています。
**パニック障害**は電車やエレベーターなどで急な発作が繰り返し起こり、「また起きるのでは」という予期不安から回避行動へとつながります。**社会不安障害**は対人場面での強い不安が目立ち、人を避けることで孤立につながることもあります。**全般性不安障害**は様々なことが不安の対象となり半年以上続くもので、性格と誤解されやすいです。
**強迫性障害**では頭から離れない「強迫観念」と、それを打ち消すための確認行為が特徴です。周囲を巻き込むと影響がさらに大きくなります。**分離不安障害**は大切な相手との別れへの強い不安で、大人にも意外と多いことがわかっています。**限局性恐怖症**は特定のもの(高所、血液など)への強い恐怖で、その対象が実生活にどの程度関わるかで影響が変わります。
②うつ病と近い
不安障害はうつ病と近い部分が多くあります。うつ病で不安を合併したり、不安障害からうつ的になることも珍しくありません。どちらも脳内のセロトニン不足が背景にあり、セロトニンを増やす抗うつ薬を使う点も共通しています。
③理解されにくい
不安という身近な症状だからこそ、かえって理解されにくい面があります。「甘え」や「性格」と思われたり、逆に過保護にされて回避を助長されたりすることがあります。
特に注意が必要なのが「巻き込み」です。周囲に確認を求めるようになると、苦しむ「被害者」から相手を巻き込む「加害者」へと変わってしまい、人間関係を損なう原因になります。巻き込みは最優先で防ぐ必要があります。
④薬の効果に個人差
不安障害の原因は、脳の不調、生来の性格、出来事の影響の3つに分けられます。脳の不調が原因の場合はSSRIがよく効きますが、性格や出来事の影響が強い場合は効きにくいこともあります。慢性症状でも試してみると効く場合があるため、一度は検討する価値があります。
⑤慣らすことが大事
不安な場面を避ける「回避」は短期的には発作がなくなり落ち着きます。しかし、これは治っているわけではなく避けているだけなので、似た場面に遭遇するとまたぶり返します。避ける場面が増えると活動範囲がどんどん狭まり、人によっては家から出られないなど深刻な状態になることもあります。
そこで有効なのが「脱感作」という治療法です。不安を回避せず、段階的に不安な状況に向き合っていきます。はじめは不安が出ますが、だんだん慣れてくると「大丈夫だ」と脳が学習し、不安を克服できるようになります。
ただし、脱感作には注意点があります。急に強い刺激に慣らそうとすると発作が起こって逆効果になります。体調が悪いときに行っても同様です。また、周りから「慣れろ」と押しつけるのも非常に危険です。
実践のコツは、軽い負担から徐々に進めること、体調のよいときに行うこと、そして自分の意思で主体的に取り組むことです。例えば電車の場合、まずは空いている電車に1駅だけ乗って「大丈夫」という感覚をつかみます。次にやや混んでいる電車で試し、最後に満員電車にも乗れるようにするというように段階を踏んでいきます。
(4)まとめ
不安障害は一見イメージしやすい反面、軽く見られがちなので注意が必要です。今回お伝えしたリアルな特徴は次の5つです。
①出方に個人差:発作型、慢性型など症状は人により大きく異なります。
②うつ病と近い:症状だけでなく、メカニズムや治療法にも共通点が多くあります。
③理解されにくい:身近な症状だからこそ、かえって誤解されやすい面があります。
④薬の効果に個人差:脳の不調には効きやすく、性格要素が強いと効きにくいこともあります。
⑤慣らすことが大事:回避は悪循環を招くため、徐々に慣らしていくことが重要です。
実際にはイメージよりもつらいこともありますが、適切な治療と段階的な取り組みによって改善が見込める疾患でもあります。
こころ診療所グループ(医療法人社団Heart Station)
府中こころ診療所(東京都府中市宮西町1-1-3三和ビル2階、☎042-319-7887)
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#しんどい #精神科医
【監修者】
医療法人社団Heart Station 理事長 府中こころ診療所院長 春日雄一郎
精神科医(精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医)
2005年東京大学医学部卒業、NCNP病院、永寿会恩方病院等を経て、2014年に府中こころ診療所を開設、その後医療法人化し理事長に就任、2021年8月に分院「こころ診療所吉祥寺駅前」を開業。メンタルクリニックの現場で、心療内科・精神科の臨床に取り組み続けている。
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