【走行音】京葉線・快速103系（東京→蘇我）（MT55A高音）

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（解説）
ベイエリアを貫く、京葉線103系の快走走行音をお聞きください。
後期型モーターであるMT55Aは、高音モーターのサウンドです。京葉線では、よく聞けたように記憶しています。
※収録は、千ケヨ306編成（モハ103-447収録）

JR線でありながら、都心部が地下線（といっても、長大トンネル扱い）であり、103系が地下線を走行していた数少ない例です。
特に、地下駅である越中島駅の通過は、営団地下鉄東西線・南砂町駅の例と同様、貴重なものです。

地上へ出ると、103系の騒音から解放された車内に、落着きとアナウンスが響き、爽快な気分でのベイエリア快走に移ります。

特に荒川河口橋から葛西臨海公園駅にかけては、高規格な線路設備の音がします。

新浦安駅から南船橋駅や、稲毛海岸駅から千葉みなと駅間にかけては、さらなる高速走行にうつり、一層高音域でのサウンドを聞くことができます。

同時期に開業した埼京線でも、当初は103系が使用されていましたが、騒音の関係で早々と引退しました。

翻って京葉線では、JR化後も2005年まで103系が活躍。
これは、もともとが貨物線という計画からもわかるように、沿線に民家が少なく、騒音問題にならなかったためであると考えられます。

もっとも、205系から最新型のE233系への置換えは、京葉線の方が早く、（この理由は私にはわかりませんが、）沿線住民の多い、立派なJR東日本の幹線に成長した、ということに他ならないのではないか、と感じます。