シゾイドパーソナリティ症について精神科医が解説します。
Автор: 精神科医 芳賀高浩
Загружено: 2025-03-04
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【この動画の概要】
今日は、シゾイドパーソナリティ症について解説していこうと思います。よろしくお願い致します。
〇シゾイドパーソナリティ症とは
・9つあるパーソナリティ症の1つです。
・性格や人となりが一方向に偏り、社会生活で困難を抱える状態を指します。
・約5%の人が該当し、小学校の1クラスに1~2人いるとされています。
・統合失調症よりも多い頻度で存在します。
〇シゾイドパーソナリティ症の特徴
・社会的孤立:人との交流を避け、孤立しがちです。
・引きこもり:積極的に他者と関わらず、一人で過ごすことを好みます。
・感情表現の乏しさ:喜怒哀楽が表に出にくく、何を考えているのか分かりにくいです。
・人に興味がない:家族を含め、対人関係に関心を持ちません。
・親しい友人がいない:特定の親しい人を作ることがなく、孤立した行動を取ります。
・性的な関心が低い:恋愛や性的関係に対する興味が薄いです。
〇回避性パーソナリティ症との違い
・回避性パーソナリティ症:対人緊張が強いため、人との関わりを避けます。
・シゾイドパーソナリティ症:緊張ではなく、単に関心がないため人と関わらないです。
〇引きこもりとの関係
・シゾイドパーソナリティ症の引きこもり
自らの意思で孤立しているため、精神的な苦痛を伴わないことが多いです。
うつ病や統合失調症と誤解されることがあります。
「引きこもり=病気」とは限らず、単に人との関わりを避けている場合もあります。
本人が楽しそうに過ごしているなら、無理に治療を施す必要はありません。
〇支援や治療について
・治療の必要性
回避性パーソナリティ症と異なり、二次的な精神疾患を発症する確率は低いです。
そのため、精神医療に繋がるケースは少ないです。
・引きこもり支援の際の注意点
支援者は「この人はシゾイドパーソナリティ症かもしれない」と認識することが重要です。
無理に人と関わらせようとせず、その人の特性を尊重することが大切です。
・診断の難しさ
シゾイドパーソナリティ症の人は目立たないため、周囲から忘れられがちです。
引きこもり支援の場面で、初めて診断されることもあります。
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【一読していただきたい注意】
動画の内容は精神科医である私の診療を通してえた感想です。あくまで私の感想ですので、参考にするかどうかは視聴者のみなさまで判断していただければと思います。個別の診断や治療に関するアドバイスは責任を持ったものは残念ながらできませんので、一般論としての私の意見しかできないことをわかっていただけるとありがたいです。この動画を通じて起こりえる損害に対しては対応したいですが、一般論と私の感想によるものですので、限界があることをご理解ください。
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