椅子に座って丹田躍動
Автор: 松村晃成 波紋太極拳
Загружено: 2025-07-11
Просмотров: 286
25年前の上海の公園での出来事
25年前、上海の公園を訪れたときのことです。
広場では多くの人々が、のんびりと休憩しているように見えました。ところが、よく目を凝らすと、時折ゆるやかに戯れ合うような動きをする団体が目に入りました。
それが太極拳の「推手(すいしゅ)」であると気づいたのは、彼らと触れ合ってみたときでした。驚いたのは、相手が女性や子どもであっても、全く歯が立たなかったことです。こちらが力を入れれば入れるほど、自分の重心が崩れていく。
座っている老師(ろうし)をよく観察すると、わずかに骨盤を整えるように微動させ、静かに訓練を続けていました。
一人の女性老師は、私に「腰(中国語では“胯”=クァ)を掴みなさい」と言いました。恐る恐る両手で掴んでみると――左右の腸骨がゆっくりと、しかし確かに“開閉”しているのがわかったのです。
その動きは、仙骨から始まり、胸骨→鎖骨→肩甲骨へと、連鎖するように波打ちます。
円を描くような螺旋運動と、無限大(∞)のループが組み合わさっていて、動きが大きいときには、むしろ「四角」のような面取りされた感覚で強調され、反対にほとんど動きを止めたような瞬間――そこでこそ、深層の筋肉が静かに目覚め始めるのです。
その感覚は、言葉では言い表せないほど「気持ち良い」ものでした。
Доступные форматы для скачивания:
Скачать видео mp4
-
Информация по загрузке: