【ザ・シチズン】土佐清帳紙文字板の千年和紙が残す紙漉きの伝統「時計の中に生きる、千年の技と伝統。」｜AQ6032-03P｜Hand to Hand Story｜Citizen Watch

《Hand to Hand Story – 時計の中に生きる、千年の技と伝統。》
身に着ける方の人生に永く寄り添うブランド「The CITIZEN（ザ・シチズン）」。
光を透過させながら美しい風合いを可能にする素材として、The CITIZENの「エコ・ドライブ」文字板に使用する、国の無形文化財「土佐清帳紙」。現在、その伝統と技を唯一継承する匠。「尾崎製紙所」の四代目・片岡あかりさんにお話を伺いました。

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The CITIZEN（ザ・シチズン） 「尾崎製紙所」片岡あかりさんインタビュー
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《Hand to Hand Story – 時計の中に生きる、千年の技と伝統。》
https://citizen.jp/the-citizen/specia...

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The CITIZEN（ザ・シチズン）
年差±1秒「光発電エコ・ドライブ」和紙文字板限定モデル
【品番：AQ6032-03P ※特定店限定モデル（限定50本）】
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0:00 土佐清帳紙文字板の千年和紙が残す紙漉きの伝統「時計の中に生きる、千年の技と伝統。」
0:10 シチズンに提供した「土佐清帳紙」
1:00 シチズンのオーダーと土佐清帳紙文字板の時計と対面した感想
1:27 あかりさんが受け継ぐ和紙づくりの特徴
1:58 紙漉きの景色
2:12 使い手に寄り添う和紙作り
2:29 千年和紙を未来へ受け継いでいくために
2:56 完成した土佐清帳紙文字板の時計と対面した感想
3:10 土佐清帳紙文字板モデルを手に取ってくださる方へのメッセージ

《シチズンに提供した「土佐清帳紙」》
クワ科の植物、楮（こうぞ）100%で作った、繊維が長くて丈夫な紙です。古くから伝わる伝統の技法で土佐清帳紙を作っているのは、今ではもう、「尾崎製紙所」1軒だけになりました。一番の苦労はやはり紙漉きですね。紙漉きは2、3年で漉けるものではなくて、長年漉かないと紙の厚さが揃えられません。さらに、湿度や気温で紙の厚さが変わってきます。

《シチズンのオーダーと土佐清帳紙文字板の時計と対面した感想》
書道紙として漉いている紙より薄く、本当に薄く漉いてくれということでした。うちの工房では、昔から受け継がれているススキの茎を使った茅簀（かやす）を使っています。簀目（すめ／紙を漉く際に使う簀の漉き跡で、独特の模様を生む）は、竹ひごの簀でも出ないことはないんですけれども、やっぱり茅簀だと簀目がよく出ますね。この簀目があるので、時計に合っているんだと思いました。

《あかりさんが受け継ぐ和紙づくりの特徴》
うちの和紙は原料の楮から栽培して、昔ながらの「田ざらし」で天日漂白して、そして手漉きで、最後の乾燥は板干し。お日様の力、紫外線でさらすことで長持ちする。千年長持ちする「千年和紙」と言われる「土佐清帳紙」が生まれるので、ここはもう大事なポイントです。まずは原料から作ること、そして自然の中で作るということを大事にしていますね。こんな伝統が残っている紙漉きはないと思います。

《紙漉きの景色》
紙漉きの景色を守るというのも伝統だと思っています。シチズンさんは山の中腹にあるこの工房まで見に来てくれましたから。ただ薄く漉けばいいというものではなかったというか、たぶん、この景色を選んでくれたんだと思います。

《使い手に寄り添う和紙作り》
祖父の言葉で、「使い手のための紙漉き」という言葉があって、私もそうだと思うんです。自分のためでもあるんですけど、やっぱりこの人のためにと思って漉いたほうが絶対いい紙になるので、その思いをこれからも大事にして紙を漉いていきたいと思っています。

《千年和紙を未来へ受け継いでいくために》
良い道具じゃないと、良い和紙が作れない。紙を漉く時に使う簀桁を作ることができる職人さんがもう本当にいない。自分も道具を作れたらと思って学びに行ったんですけれど、これは本当に大変な作業で時間が必要で。よく言われるのが、作ることができても使えるかっていうことなんですね。

《完成した土佐清帳紙文字板の時計と対面した感想》
うちの紙って本当に素朴な紙なので、あんなキラキラしたものに合うんだろうかと思っていたら、見事にマッチして、綺麗なものが出来上がってきたので、驚きましたね。

《土佐清帳紙文字板モデルを手に取ってくださる方へのメッセージ》
土佐清帳紙は千年長持ちする千年和紙なので、長く大事に使っていただけたらと思いますし、海外の方に自慢してほしい。和紙の素晴らしさをぜひ伝えてほしいなと思います。

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