ハガネの包丁の柄を修理する【ミソノスウェーデン鋼三徳】@TOGITOGI動画
Автор: TOGITOGI
Загружено: 2022-09-10
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ミソノ・スウェーデン鋼(現EU鋼)の三徳包丁。
柄の奥が錆びて、隙間が広がっています。
隙間が広くなるほど中に水や酸素が入りやすくなり、錆が進行しますので、隙間ができはじめたら早めに修理した方がいいです。
今回のように分解清掃修理する方法のほかに、分解せずに隙間に溶かしたロウを流し込んで埋めるという方法もあります。ロウ埋めでも問題が再発することは少ないですが、より安心感が高いのは分解して中をエポキシで埋めてしまう方法です。
ステンレスでこんな状態になっているものは殆ど見ません(稀にありますが)。
和包丁の柄も錆びて腐食しますが、昭和初期あたりぐらいの話で年末に柄を交換する業者さんが村々を回っていたといった記述を目にしたことがありまして、錆びたり割れたら交換して使うものだったようです。構造的にも交換しやすいですし、今でもホームセンターに柄だけ売られています。安いものは数百円です。
しかしリベット留めしてある洋包丁は和包丁ほど簡単に柄を交換できません。
ボール盤を持ってないと柄材を壊して分解しないといけませんが、柄材もちょうどいい形のものがホームセンターに売られているわけではないので、柄材が再利用できない場合は、木片から削り出して加工する必要があります。
包丁用の安価なリベットも、売っている店は殆どありません。
むちゃくちゃ修理が大変なのですが、これと同じような症状になっている包丁はたくさんあります。
ハガネの洋包丁は刃が研ぎ減る前に柄が腐食して廃棄されるものの方が多いんじゃないかと思います。
なので、製造時にリベットで留めるだけではなく、中子が錆びにくいよう塗装なり接着をしておいてほしいものです。
ハガネの洋包丁の柄の奥が錆びるのは、ぼくは構造欠陥だと考えてています。
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