組曲「火の毬」より 火の毬 宵宮【春のステージ2023⑥日本歌曲協会】/Modern Japanese Songs with Traditional Instruments
Автор: 日本歌曲協会
Загружено: 2024-01-27
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組曲「火の毬」より 火の毬 宵宮
日本歌曲協会主催( http://www.nikakyou.org )
<邦楽器とともにーアンサンブルの多様性を求めてー 春のステージ2023>より(動画⑥)
2023.4.28(金)渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール
映像制作 公益財団法人日本伝統文化振興財団
詩:柳瀬丈子
曲:中島はる
歌(S):大津佐知子
筝:木田敦子
【解説】
火は暖かく懐かしく、妖しく激しく人の心を捉えます。火に魅了された心模様の三部作。
「火のぬすびと」 陶芸家北一明氏の茶碗に触発されて一気に書いた。窯変天目の再現に挑む北氏の情念へのオマージュです。
「火の毬」 禁じられた想いを手毬唄に託しています。叶えられぬものほど胸を焦がすのです。
「宵宮」 ほむら立つ想いを、祭りのさんざめきの中に放っている。ゆらぐ炎に魅了された心を昇華させようとしてーー
本日は上記三部作の中の「火の毬」「宵宮」を上演。(詩 柳瀬丈子)
作曲者の中島はる(1942〜2013年)は、真の日本の音楽とは何か、ということを常に考え、邦楽、洋楽の間の垣根を取り外し、二つの世界を自由に行き来したり、融合したりする音楽を追求してきた作曲家である。ピアノ伴奏の歌曲と同時に邦楽器による歌曲も多く、多くの声楽家によって演奏されている。
この曲は、柳瀬丈子の幻想的な詩集『青のブーメラン』より「火のぬすびと」、続けて火にまつわる新たな詩として「火の毬」「宵宮」の二作を加えて組曲「火の毬」として初演。1995年、中島はる作品集CD制作のために作曲されたものである。
【歌詞】
「火の毬」
玩具箱のがらくたの中に
五色の糸で縫いとりされた
わたしの火の毬がある
火のこころ
りんりんりん
もえている
まわっている
りんりんりん
弾め 火の毬
あの人の名をとなえながら
掌を烙かれながら
わたしは ひとりで
毬をつく
遊び呆けた子らの去ったあと
氏神さまの境内で
りんりんりん
弾め 火の毬
羽音高く帰るカラスよ
赤い鳥居も闇に沈んだ
りんりんりん
弾め 火の毬
夜のとばりが濃くなってゆく
誰も わたしを迎えに来ない
りんりんりん
弾め 火の毬
「宵宮」
まわれ
まわれ
かざぐるま
走れば ほむら
風に翔ぶ
はずめ
はずめ
火の手毬
はずめば こころ
闇に燃ゆ
あそべ
あそべ
かなしみを
あそびをせむとや
生まれけむ
頬に紅刷き
彼岸花髪にかざして
想いごと注ぎつくして
わがかなしみを
飾らばや
祭囃子が鳴っている
うたいながら
舞いながら
この宵宮に
まぎれゆかむか
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