賞味期限が近い卵を買うと+1ポイント?高校生が考案したカードゲームで環境や生産者に配慮した“賢い消費”学ぶ 札幌北高校
Автор: HBCニュース 北海道放送
Загружено: 26 мар. 2024 г.
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持続可能な未来のために、高校生が社会問題解決に向けたアイデアを発表する「SDGsQUESTみらい甲子園」。
27日、北海道大会のファイナルが行われるのを前に、HBCでは注目校を紹介します。
普段、スーパーなどで買い物をする時の意識を変えることでSDGsにつなげようと、札幌北高校の生徒たちが、あるゲームを考えました。
私たちの家計を圧迫している長期的な物価高。
先週、発表された2月の消費者物価指数は、去年に比べ2.8%上昇し、2%を超える物価上昇はすでに2年近く続いています。
その物価高を感じているのは高校生たちも同じ。
札幌北高校・家庭クラブの2年生の生徒たちが着目したのは、「かしこい消費」を目指すSDGsです。
5人は、日常の買い物を疑似体験できるカードゲームを考えました。
ゲームは2人1組。5000円の所持金を使ってスーパーで食材を購入し、料理を完成させ、最後に合計のポイント数を相手チームと競います。
ランダムでお題が出され、制限時間内に主食や副菜など、レシピに合わせてカードに描かれた食材を購入していきます。
ゲームにはちょっと変わったルールがあります。
規格外の玉ねぎや、明日が賞味期限の牛乳、北海道産の魚には漁獲量や管理方法などを配慮した漁で獲られたことを証明する認証マークが付いています。
環境に配慮した食材を選ぶとポイントが加点される仕組みです。
ゲームを通じて、環境に配慮した消費意識を持てる消費者(=ワイズユーザー)を目指そうというものです。
札幌北高校 大場春菜さん(2年)
「高校生は自分でお金を稼いでいないので(消費を)あんまり自分ごと化しにくい。高校生に私たちが広めたい消費が持つ力を広めるには、カードゲームが適切なんじゃないかなと思って選びました」
5人はゲームを作るなか、実際、買い物をするときに変化があったといいます。
よく行くお菓子売り場にも、環境に配慮された商品が数多くあります。
札幌北高校 今野稜子さん(2年)
「FSCマークと言って、この商品のパッケージを作るときに、森林資源に配慮された素材や資材を使った商品」
札幌北高校 大桃あずささん(2年)
「商品パッケージのプリントがバイオマス(植物由来)で生産されたインキが使われている」
札幌北高校 川上理咲さん(2年)
「このカードゲームを作った後から、よく商品の袋の裏を見るようになって、このマーク環境にいいんだとか、すごい感じるようになりました」
5人が考えたゲームは授業で取り入れられ、2年生全員が体験。
学校祭でも訪れた人たちにゲームを通じて、消費意識の大切さを呼びかけました。
札幌北高校 辻愛花さん(2年)
「消費者 個人個人が行うのも(商品の)手前取りや価格だけを気にするのではなくて、地球環境を考えて買い物をすることはすごい大事なこと。たくさんの人にこの消費活動の力について、カードゲームを通して知ってほしい」
ひとりひとりの小さな消費が見方を変えるだけで持続可能な社会の実現につながっていきます。
高校生たちが考えたカードゲームでは、どういった食材を選ぶとSDGsにつながるかというと、例えば、毎日の料理で使う卵は、賞味期限が近いものやニワトリにとってストレスが少ない環境「アニマルウェルフェア」で育てられた平飼いを選ぶと1ポイントが加点されます。
バナナは、発展途上国の生産者にとって適正価格で取り引きされる「国際フェアトレード認証」のものを選ぶことで、1ポイント加点され、環境や生産者に配慮した消費意識を学ぶことができます。
ポイントのために価格の高いものばかりを選ぶと、限られたお金で料理を完成させることができなくなってしまうので、そのバランスを考えることが実生活にも生かされるという仕組みです。
「SDGsQUESTみらい甲子園」は27日、北海道大会ファイナルが行われ、優勝チームが決まります。2024年03月26日(火) 18時06分 更新
#北海道 #ニュース #HBC
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