“ノースサファリ”支援に名乗り出た企業「動物をサポートしたい」近くに新動物園計画で地元住民反発 土地取得判明するも地元同意なしに計画は進めずと断言
Автор: HBCニュース 北海道放送
Загружено: 2025-12-05
Просмотров: 1403
9月に閉園した札幌の民間動物園 ノースサファリサッポロ。
「市街化調整区域」に、無許可で建物を建てたとして、札幌市から撤去を求められています。
いまも256頭の動物が残され、運営会社「サクセス観光」が、引き受け先を探すなか、東京の投資会社が「動物を救いたい」と支援を申し出ました。
その投資会社が5日、地元の町内会を訪ね、住民に計画を説明しました。
・ビーチキャピタル赤澤芳樹社長「われわれは投資案件ではなく、動物たちがかわいそうだから…」
・住民「土地の売買は済んでるんですか?」
・ビーチキャピタル赤澤芳樹社長「(土地の)売買契約というものは結びました」
投資会社の説明は。住民らの反応は。詳しくお伝えします。
■“ノースサファリ”支援に名乗り出た企業 住民説明会の顛末
ビーチキャピタル赤澤芳樹社長「動物さんが困っていると。居場所がないとか。撤去はしなくちゃいけないけど、動物の行き先がいろいろ手配してもないというので、何かお手伝いできることはないですかと」
ノースサファリへの支援を申し出たのは、東京の投資会社「ビーチキャピタル」です。
説明会には 社長と取締役らが出席し、住民らから 事業の目的について説明を求められました。
・住民「何か目的があるから取得に動いたんでしょ?目的は?」
・ビーチキャピタル赤澤芳樹社長「目的は許可が降りたら…動物を…」
・住民「動物をやるの?動物園をやりたいの?」
・ビーチキャピタル赤澤芳樹社長「ちょっと待ってください。動物をサポートしたいです」
ノースサファリから北東に約800メートル先の南区豊滝で、サクセス観光が2024年1月に購入した土地の売買契約を結んだことを明らかにしました。
・住民「なんでこんなグレーな状況な中で土地の契約したの? 」
・ビーチキャピタル赤澤芳樹社長「契約をしないと申請できないって言われたから」
・住民「今の場所で、今いる動物を最後まで見届けてあげたらいい」
・ビーチキャピタル赤澤芳樹社長「それができるなら…私らもそのほうがその方がいいです」
あまりの意見の厳しさに…涙を流す場面も。
・ビーチキャピタル酒井薫子取締役「私はあそこの動物が大好きなので本当に助けてあげたいなって…」
高橋智也記者
「投資会社は、このあたりの土地を契約したとしていますが、住宅街に接しています」
この土地は ノースサファリと同じく「市街化調整区域」です。投資会社側は、札幌市から開発許可を得たあとに着工すると説明しますが、住民らからは…
・住民「環境の大きな変化に抵抗感があります。(土地を)買って動物園を運営できるのか実態もわからない」
・ビーチキャピタル赤澤芳樹社長「どういう資金でどうやるかも全部開示してやろうと、何せそこにも至っていない状態なので」
住宅街に近いことから反発の声が上がり、説明会は1時間半で終わりました。
・住民「反対の意志はきちんと伝えていきたい。地元の住民の同意なしに計画は進められないと言っていただいたので大変ありがたい」
・ビーチキャピタル赤澤芳樹社長「反対の方がいるのは認識してました。絶対ダメとか、こう困るとか、信用できないとか。これは聞いてびっくりした」
この土地に、新たに動物園を作ることはできるのか?
ノースサファリを運営していたサクセス観光の代理人は「動物の福祉の観点から支援を受け入れるのも、選択肢のひとつと考えている」と話しています。
■投資会社が住民に説明した内容まとめ
●支援の理由
赤澤社長は「役員がプライベートで訪れて面白い施設だと思っていたが、閉園を知り、動物たちがかわいそうだと思い、サポートを申し出た」と答えました。
●運営会社の土地について
「売買契約を結んだ」と明らかにしました。
●土地の使い道・目的
「動物をサポートしたい 動物を保護したい」と答えましたが、具体的な計画は今は無く、まずは地元の意見を聞きたかったと述べました。
出席した住民らからは、土地の売買契約が既に済んでいるとの発言に、強い不満が出ました。
■投資会社が考える新動物園の場所
投資会社は、ノースサファリから北東に800メートルほどのサクセス観光が所有する土地約10万㎡の売買契約を結びました。
そのうち、約3万5000㎡を活用して動物を保護する施設を作りたいと話しています。
この場所も、原則として建物は建てられない市街化調整区域ですが、以前の所有者が「開発の申請」をしていて札幌市が許可している土地だということです。
投資会社の「動物たちを救いたい」という姿勢は分かりますが、新たな施設の建設は、相当ハードルが高く、住宅街にも近い現状があります。
ノースサファリが閉園した後の10月には、ライオンの双子の赤ちゃんが生まれていたこともわかっています。
人間の問題に、翻弄されている動物たち。一刻も早い解決が望まれます。
Доступные форматы для скачивания:
Скачать видео mp4
-
Информация по загрузке: