70s~80s 今や超希少 PIONEER パイオニア シングルコーンフルレンジの最終、最高峰ユニット PE-201 (1978) の組込み版について考察、試聴してみる
Автор: 記憶のあの音
Загружено: 2025-08-09
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元JBLのエンジニア、バート・ロカンシー氏やレイオーディオ創業者、木下正三氏がP社在籍中に
開発設計に携わったとされるPE-201 (1978) から派生したと思われる2つの組込み版ユニットについて考察、試聴してみました
PIONEER 20-745A
まさにPE-201そのもの、組込み版シングルコーンフルレンジユニットです。
背負ったフェライトマグネットがPE-201より一回り小さい120mmとなりましたが、振動系を軽量化したとP社が謳った単品SPシステムS-110 (1980) やシスコン用CS-03に組み込まれたものです。
(S-110とPE201の定格を比べるとデータ上確かに2.5dB程度音圧は低くなっています。
恐らくエフゼロも少し高くなっているでしょう)
出音はレスポンスの良い明快な鳴りです。
上は多分8KHzくらいまでなのでしょうが不足は感じずこの点はJBLのLE8Tと同じです。
中音域の高い方がしっかり出ていることの重要性が良く判る典型例でしょう。ジュラルミンのセンタードームが効いています。
ガッチリとしたアルミダイキャストフレームはおそらくPE-201と同じものですが
マウント用にフレームに4穴開けられているので取付金具が不要でかえって使いやすいです
(但しP.C.D.はPE-20など一般的な195mmより4~5mm程狭いのが残念)
本機は間違いなく隠れた超「銘品」です。
PIONEER 20-738A
浅型コーンに狭いプリーツのクロスエッジ、リアベントとこれJBLの70年代後半のバスレフ用ウーハーの基本設計と同じですよね?
マグネットは組込用としては大きく120mm、ベントが備わり瞬間最大120Wの高耐入力。
ガッチリとしたアルミダイキャストフレームはPE-201の組込み版(20-745A)と同じもの。
リード線の引き出しが違うだけです。
便利な保護ネットがガスケット部分に填め込まれます(20-745Aには流用できませんでした)
出音は、結構ブーミーでネバッこい低音が出るのが意外でした。
上手く鳴らすと相当低い方まで出そうです。
ウーハーなので上はゆっくりと落ちて4~5KHz程度まで。
現在ではPE-201や組込み版20-745Aを探すのは困難で超希少品となってしまいましたが、
こちらは組み込まれた単品S-X50 (1980) 或いはミニコンポMini5 (1978) のSP部が今でもハドフやオクに2~3000円程度でゴロゴロしているのでこれは絶対「買い」だと思います。
S-X50、重量が16キロというのも「ただ物でない!」
S-X50はサランネットがないので、VICTOR SX-3などと同様にエッジ部に埃が相当入っていると思います。
掃除機とハケでサッと清掃した後にマスキングゲルを塗布して剥がすとかなりきれいになります。
P社のクロスエッジはタフで優秀なので、マスキングゲルの剥離に充分耐えます。
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