鐘の鳴る丘 㐧一篇 隆太の巻 1948年制作 佐々木啓祐監督 出演者 佐田啓二 高杉妙子 井上正夫
Автор: 古典邦画集PD
Загружено: 2024-12-31
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鐘の鳴る丘 㐧一篇 隆太の巻 1948年制作
佐々木啓祐監督 出演者 佐田啓二 高杉妙子 井上正夫
「鐘の鳴る丘」とは、その共同生活の施設が丘の上にあり、とがった屋根の時計台に鐘を備えているというドラマの設定による。空襲により家も親も失った戦災孤児たちが街にあふれていた時代、復員してきた主人公が孤児たちと知り合い、やがて信州の山里で共同生活を始め、明るく強く生きていくさまを描く。日本全体が苦しかった時代、大人子供を問わず多くの人の共感を呼び、大ヒットとなった。
戦後NHKラジオで放送され主題歌と共に大ヒットしたドラマ「鐘の鳴る丘」(1947)の映画化。デビュー2年目の佐田啓二(当時21歳)の人気に火をつけた一本。
空襲により家も親も失った戦災孤児たちが街にあふれている東京。復員してきた修平は感化院を脱走した弟の修吉を探して新橋駅に。そこで浮浪児の隆太たちと知り合い、信州の山里での共同生活を目指すのだが。。。
戦後三年目の新橋駅、銀座の服部時計店、築地本願寺を背景に浮浪児たちのドラマが展開する。同時代の風景の中で同世代の子供たちが演ずる戦災孤児の姿はリアルで、ヤクザまがいの言葉遣いも世間からの差別も容赦なく描かれている。だからこそ、子供たちをなんとかしたいという主人公の良心が尊く感じられる。
原作のラジオドラマはGHQの部局CIE(民間情報教育局)の指示で製作された。戦争孤児救済のためのキャンペーンとして、社会事業家のフラナガン神父の来日に合わせて放送。同氏は翌1938年に急逝し、本作ではオープニングに「謹んでフラナガン神父の霊に捧ぐ」とクレジットが入る。
Filmarksに投稿された感想・評価
同年の清水宏監督独立プロ第一弾「蜂の巣の子供たち」(1948)は下関の浮浪児たちの物語だった。同作は自分のベスト映画の一本だが、本作も子供たちを上手くとらえたオールロケ作品で好みの一本だった。駆け出しの佐多啓二にも注目したが、笠智衆が子供好きな強盗殺人犯の役を演じていたのも印象深かった。
本作で示される理想はリベラルでキリスト教的な良心と言える。第二部でその傾向は強さを増すことになる。
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CIE企画NHKラジオドラマ劇映画化の戦後プロパガンダ映画。育ちの良い児童劇団の子等が悲惨を演じているのが透けて見える。小関裕而の主題歌の素晴らしさ、新進の佐田啓二の新鮮さ、叔父井上正夫の長男に若大将マネージャー江原達怡が出ているのが注目。
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息子の日本語の先生の課題で一緒に見ました。
佐田啓二、、かっこよすぎるし。ほんとに中井貴一のおとうさんなの?
あと隆太くん、役者としこれからどうなったのかが見てみたい。もうウチの父よりもおじいちゃんなんだろうなぁ。
「火垂るの墓」と「アルプスの少女」となんか、、いろいろ混ざってる気がする。
ただ、この丘の上の孤児院建立という突拍子もない青年の行動がこのお話の軸になるわけだけど、こういう高尚な考えは、キリスト教か仏教の支援がないとなりたたないのだけど、無宗教なのが戦後の日本っぽい。
とにかく戦争直後、こういう映画が人々の心のともしびだったのだと思わずにはいられない。今の目でみて批評なんてできない。
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