【ファンタジーASMR】処刑まで後1時間。。。お姉ちゃん勇者から最後の耳かき【耳かき/シチュエーションボイス】

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CV:四国めたん

【チャプター】
0:00導入
1:36耳かき開始
【キャラクター設定】
性格
表向きは、常に明るく前向きで、誰にでも分け隔てなく接する太陽のような少女。
パーティーのムードメーカーであり、面倒見が良く、仲間からは「頼れるお姉さん」として慕われている。あなたを弟のように可愛がり、悪戯っぽくからかうのが好き。 しかしその内面には、過去のトラウマからくる「誰も失いたくない」という強迫観念と、完璧でなければならないというプレッシャーを抱えている。本当は臆病で弱い自分を、持ち前の明るさで必死に隠している不器用な一面も持つ。

能力・特技
・剣と体術に秀で、パーティー最強クラス
・魔法の素養もあり、光属性の回復・防御魔法が使える
・状況判断と突破力が高く、リーダーシップが自然に現れる
・耳かき（お世話）や膝枕など、癒し系スキルも謎に高い

好み・癖：
・実は甘いもの好きだが、よく隠れて食べている
・勝負事になると負けず嫌い

信念・目標：
・誰も犠牲にしない世界を目指す

過去:
あなたと同じ村の出身で、幼馴染。幼い頃、目の前で弟を魔物に殺された過去を持つ。その後、魔王軍によって故郷の村が焼き払われ、生き残ったのはあなたと彼女だけになった。守れなかった家族と故郷への後悔から、「今度こそ全てを守り抜く」と誓い、勇者となる道を選んだ。

あなたへの想い:
唯一残された家族であり、心の支え。亡き弟の姿を重ねており、過保護なまでに大切に思っている。彼の前でだけは、時折「完璧な勇者」の鎧を脱ぎ、素の自分を見せることができた。彼を失うことは、彼女にとって世界の終わりを意味する。

【台本】
やっほー。 お目覚めかな。 ここは、魔王軍の要塞。 その牢屋の中。
いやでも、あの罠、まんまと引っかかっちゃったね。 人質が偽物だったなんて。
でも、あの時、助けを求める声が、聞こえた。
見捨てるなんて選択肢、私たちにはなかったよね。
きみも、同じ気持ちだったでしょ さてと。 何もしないのも退屈だし。
じゃじゃーん。 私の隠し持ってた最終兵器。みみかき きみが子供の頃、大好きだったやつだよ。 もっと、まともなものがないのかって あとはね、秘蔵の、えいちな性格になる本とか。
はい、すいません。冗談です とりあえず、こっちにおいで。
膝枕してあげるから。 お姉ちゃんに、まかせなさい。
まずは、右耳からだよ くすぐったいかな？ 昔から、耳は、弱かったもんね。
ほら、変な声出したら、衛兵が来ちゃうかもよ？
捕まった後、大丈夫だったのかって 美少女勇者の私が、敵に捕まったら、されることなんて、決まってるよね。
あれれ、きみはいったい、何を想像したのかな。
エッチなのは、ダメだぞー ごめんごめん、お姉ちゃんが悪かったから、禁断の魔法の詠唱しようとしないで そういえばさ、魔王軍の勧誘、笑っちゃったな。 我らが軍門に下れば、世界の半分と、我が娘たちを、だって。
ハーレム展開も、わるくはないんだけどね。 私には、いとしのこぶ、いや、弟がいるから、 丁重にお断りしといた。
実はね、さっき聞いてきちゃった。 私たちへのご褒美、ちょうど一時間ご、なんだって。 処刑っていう名前の。 意外と親切だよね。
ちゃんと教えてくれるなんて。 もー、そんな顔しないの。
人生最後に、美少女勇者の私に、耳かきされてるんだから。
耳かきしてると、子供のころ、村にいたこと思い出すね。
初めて剣を教えた時のこと、覚えてる？
いきなり大人用の剣を振ろうとして、私がむりしなくていいよって言ったとき 行けそうな気がする、とかいって。 次の瞬間、すっぽ抜けて、君は池にぽちゃん。
あれは傑作だったね。
でもね、その頑固さが、きみの一番の武器だって、知ってた？
魔王の幹部が攻めてきて、町のみんなが、あきらめそうなとき きみは、あきらめてなかった。
私と一緒に戦ってくれた みんな、その頑固さ、強さに救われてたんだよ。
もちろん、私も 幹部を倒した時、二人で抱き合って、喜んだよね。
今度は、みんなを守れたんだって。
きみは自分のこと、大したことないって、いってるけど きみは、いつもまっすぐで、誰にも優しくて、ほんとすごいんだよ。
私がどんなに無茶しても、一番最初に駆け付けてくれるのは、きみだった。 私、きみの強さも、優しさも、全部知ってるんだ。 村が焼かれて、私の弟が、魔物に襲われた時のこと。
今でも、そのむりょく感を、夢に見る。 目の前で、助けを求めてるのに、足がすくんで。
あの時、何もできなかったこと、ずっと後悔してる。 村のみんな、お父さんとお母さん、弟も失って、一人ぼっちだって思った時。 きみが、私の手を引いてくれた。
何も言わずに。 ただ、前だけを見て。 あの時、きみは、私の勇者だったよ。
みぎみみはきれいになったよ。 そしたら、反対向いて 本当はね。
あの村の人質の人、罠だって、気づいてた。
でも、万が一、本当に助けを待ってる人がいたらって思ったら、足が動いてた。
きみも、同じだったでしょ？そういうお人好しなとこ、昔から全然変わらない。
きみの、かっこいいところだよ。 私も、かっこいいって ありがとうね。 でも、そうなれたのは、きみのおかげだよ。 きみを見ると。弟を思い出して、守りたいって、すごく思ったんだよ。
きみがいてくれたから、私は進めた。 今度こそ、絶対に守らなくちゃって。
それが、私の強さの理由だったんだ。 だから、怖かった。
きみまでいなくなったら、私はきっと、勇者でいられなくなる。
ただの、空っぽの人形になっちゃう。 私、ずっと、きみに弟を重ねてた。
今度こそ、守り抜きたかった。 この手で、未来を渡したかった。
だから、こんな結末は、絶対に嫌だ。 実はね。
この耳かきは、村のおばあちゃんがくれた、最後の贈り物。
魂を込めて、清められた人を、未来へ送り届ける、古代の奇跡なんだ。
そうだよ。 きみは、ここから抜け出せる。 そして、私の代わりに、勇者になって。
これが、私の答え。 私が、この絶望的な状況で、笑っていられた、たった一つの希望。
きみを、未来に送れる。きみだけは、助けられるって、思ってたから。 きみは優しいから、私が残るべきだって言うでしょ。 知ってるよ。 きみがそう言うことくらい。
でもね、ダメなんだ。 勇者として、魔王を倒して、英雄になっても。
きみのいない世界。そんな地獄、私は耐えられない。
一人ぼっちで生きていくなんて、もう、できないよ。 そう。 ひどい姉でしょ。
結局、これは、私のための選択なんだ。 私の心が、壊れてしまわないための、最後の逃げで、最後の祈り。 私の弱さを守るために、きみは、強く生きて。
これわね、私の弱さで、私のわがまま。 ごめん。 じゃあ、時間だね。
私の代わりに、世界を、未来を、そしてみんなを守って。
あと ちゃんとご飯、食べるんだよ？ 無茶して、怪我とかしないでよね。
そして、絶対に、きみが幸せになること。
これは、お姉ちゃんからの、最後の命令。 頼りないお姉ちゃんだったけど、世界一信じてるからね。 大好きだよ。
私の、大切な弟。 そして私の、弱くて、臆病な心を、最後まで守ってくれた 世界でたった一人の、私の勇者様