01① CCAチェンマイ式タイマッサージレベル１　フルバージョン　前編

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●踊りのように美しく、大河の流れのようにゆったりとしたマッサージ
チェンマイ式タイマッサージは、1980年代に、チェンマイのオールドメディソン（シワカ・コマラパ）タイマッサージスクールのシントン・チャイチャカン氏によって考案されました。
ランナー（旧チェンマイ）舞踊のような美しい技と、市内を流れるピン河のゆったりとした流れのような手技です。
タイマッサージは、数百年の歴史の伝統医療に起源を持ちますが、「世界で一番気持ちいい」リラクゼーションのマッサージとして、世界中で愛されるようになったのは、ここ三十年くらいのことです。
今、時代はタイマッサージに昔のような医療をもてめているのではなく、体と心の「リラクゼーション」を求めているのです。
当時はニューエイジの欧米人たちが、タイマッサージに東洋の神秘性をもてめてやって来てブームになったのですが、役人が国家財産として管理して標準化するようになって、しだいに自由な創造性やダイナミズムを失いつつあります。
今後は世界にばらまかれたタイマッサージのタネからの新たな進化が期待されます。
現在、日本で充分にタイマッサージを習得できますが、現地で習うメリットは、このリラクゼーションのタイマッサージを発明した、管理より自由、緊張より緩和をこよなく愛するタイの庶民マイペンライな価値観を共有できるとではないでしょうか。
レベル１では「仰向け・腕と手」、「うつ伏せ」、「座位」の３つのポジションでチェンマし式タイマッサージの基本施術を学びます
仰向け65テクニック、手と腕のマッサージ25テクニック、うつ伏せ32テクニック、座位32テクニックで、１～2時間位の施術ができます。
名セラピストは派手なテクニックを使わず、基本テクニックだけでクライアントを夢の境地に落とすことができます。
また難しい技を学べば学ほど、またシンプルな基本テクニックに帰って行きます。
先ず基本テクニックをしっかり身につけましょう。