「プライベートゾーンを触られそうになったら?」「やめてって言う」“性”を切り口に、自分や他人を大切にすることを学ぶ「包括的性教育」とは
Автор: HBCニュース 北海道放送
Загружено: 2024-06-12
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「性教育」と聞いて、自分が受けたものを思い出すと、「生殖」や「性行動」に関することが多いのではないでしょうか。
いま教育の現場では、「性」を切り口とした幅広い学びに期待が寄せられています。どんなものなのでしょう。
「いのち持ってきた人、手あげて!」「はーい!」
「じゃあどんな形してるの?」「丸!」「ハート」
札幌の保育園です。園児たちに向け行われているのは、「いのち」についてのおはなし。
講師の高杉ゆう子さんは、学校や自治体などからの依頼を受け、北海道内外で活動しています。
高杉ゆう子さん
「お口とお胸とパンツはくところのこと、プライベートゾーンって言います。心とつながる大事なところなわけ。プライベートゾーン見られそうになったり、触られそうになったらどう思う?」
園児「いやな気持ち」
高杉ゆう子さん
「心でいやだなって思ったらどうする?」
園児「『やめて』って言う」
「こころとからだはなかよし」、このメッセージは小さな胸にも刻まれているようです。
今、「包括的性教育」というものが注目されています。その現場を取材しました。
養護教諭、いわゆる「保健室の先生」を目指す学生たちが行う、性教育の模擬授業です。
学生の模擬授業
「お友達に勝手にキスをしてもいいか、〇か×か、どっちかあげてください」
「この人はちょうど半分で男性の心と女性の心が分かれていますが、男性の心が大きい人もいれば女性の心が大きい人だっています」
選んだテーマは、「プライベートゾーン」や「LGBTQ」、恋人同士で起こる暴力「デートDV」についてなど、多岐にわたります。
いま、性教育をめぐり注目されているのが、「包括的性教育」です。
いわゆる「生殖」や「性行動」についてだけではなく、「性」を切り口に自分を大切にすることや、人権、人間関係などについて、広く学ぶことを目指すもので、文科省も学習指導要領の中で推奨しています。
家庭や地域など、外との連携の大切さを学生たちも実感しています。
学生
「(学校に)入ってもらってもいいよね、助産師さんとか」
「学校医とか保健師」
「保護者にも伝える、性教育について」
「教職員(どうし)の共通理解」
自身も養護教諭である野口准教授は、「包括的性教育」は、時代のニーズを反映していると語ります。
北翔大学教育文化学部 野口直美准教授
「今まで物質的な豊かさをずっと求めてきた。今どうしようかというときに、実感できる豊かさの方が大切になってくる。人との関わりやそれから人権、リスクを避ける、SOSを出せる、失敗したら終わりではなくて立ち直れる、そういったことも含めた力を、学校という教育の中でつけていくことがおそらく求められる」
北海道余市町の高校です。
余市紅志高校 長島里美養護教諭
「ロングホームルームの時間をもらって保健講話ということで、きょうは『デートDV』の話をしたいと思います。人権侵害にあたる行為です」
今年は各学年につき1コマ、養護教諭が教壇に立ち、「性」に関する授業をすることになりました。
多くの学校では、年間の授業計画の中で養護教諭による授業の機会が確保されているわけではありません。
養護教諭の提案により行われるのが、一般的だといいます。
余市紅志高校 長島里美養護教諭
「都会に出たときに困らないような人間関係の構築だったりとか、コミュニケーション能力みたいなものをもうちょっとアップさせてあげたい。結局は人間学だから」
道内外の学校などで講演をつづける、高杉ゆう子さん。
この日は「いのちのおはなし」をしに、後志の赤井川小学校へやってきました。
配られたカードをかざすと見えるのは、針であけたようなとっても小さな穴。
高杉ゆう子さん
「こんな小さいところからみんなスタートしました」
これは受精卵の大きさ、いのちの始まりの大きさです。
高杉ゆう子さん
「母乳って何からできるか知ってるかな?」
妊娠によるお母さんのからだの変化、赤ちゃんが育ち、産まれてくる仕組みなども明るく、わかりやすく伝えます。
高杉ゆう子さん
「“性”のことは人権とか命の問題に直接関わってきていて、命自体も性から始まる側面もあるので、必ず命の話から入るようにしています」
高杉ゆう子さん
「みんなの心には実は扉がついている、残念ながら内側にしかドアノブはついていない。自分の命をやめちゃいたいなってとき、心の扉は閉じてる?開いてる?」
児童「閉じてる」
高杉ゆう子さん「誰が開くの?」
児童「自分、自分なのに扉から離れてる」
高杉ゆう子さん
「『ひとりぼっちだな』『寂しいな』と思ったときは、誰にだったら(扉を)開けるかなを、1人でもいいから持っていてほしい」
「いのち」を大切にするということは、自分自身を大切にするということ。
これからの性教育は、いまの生活やその先の人生を豊かにすることが目指されます。
「いのちのおはなし」を語る高杉さんは、子どもたちに「大人になると心と体を別々に動かせるようになって、知らないうちに自分の心が何を感じているかわからなくなる」とも話していました。
こころとからだは仲良し、だからこそ自分の体と同時に自分の心を守ることも大切ということですね。
自分と他人を守る気持ちが具体的な行動につながってほしいですし、性や自分を大切にする心は子どもたちだけでなく、大人も大事ですので、学び直しという意味でも性教育は大事だと思います。2024年06月12日(水) 18時31分 更新
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