【前面展望】富山地方鉄道 立山線 前面展望 電鉄富山→立山 on 17480形（元 東急8590系）（4K 60p）

全国の地方鉄道に人気の東急車が、ここ富山地鉄でも活躍しています。元8590系こと17480形。当初は２編成（＋部品取り用に１編成）、最近さらに２編成買い足したとのこと（稲荷町テクニカルセンターの奥にいる「急行 清澄白河」などと表示したものがそれでしょうか）。

撮影のため乗車したのは、2019年の大晦日から運行開始したばかりという第３編成。
外観も内装も、ほぼ東急時代のまま残されており、富山に居ながらにして東京気分を味わうことができますが、違いがあるとすれば、中間２扉が常時締め切られていることと、ワンマン対応機器が設置されていることぐらいでしょうか。あとは、乗客の目に見えないところで、耐寒耐雪対応が強化されていると思われます。
東急時代のままといえば、オールロングシートというのは、富山地鉄の利用者に歓迎されているのでしょうか（それまでの地鉄車両は、他社からの転属組を含めてクロスシート主体だったはずなので）。

なお、正式には、立山線は「寺田ー岩峅寺ー立山」間を指しますが、運行および旅客案内の際は、本線の「電鉄富山ー寺田」間を含めます。さらに、不二越・上滝線との誤乗防止のため「寺田経由」の但し書きが付されます。
昔は、不二越・上滝線の方が「立山線」を名乗っており、その歴史（と、常願寺川渡河の要不要という地理的条件）から、乗客も家の数もあちらの方が明らかに多いです。4月から11月までの「立山黒部アルペンルート」がなければ、立山線の営業成績は相当苦しいのではと思われます。

余談ですが、取材した2020年1月初頭の富山平野に全く雪はなく、本作でも、終点の立山近くまで登り詰めないと、雪景色にはなりませんでした。撮影時は曇りだった天気は、立山から戻る際には雨に変わっていました。これもまた、地球温暖化の影響でしょうか。


★主な駅とショートカット★
0:00 入線
0:43 電鉄富山 → 稲荷町
4:45 稲荷町 → 寺田
17:03 寺田 → 五百石
26:53 五百石 → 岩峅寺
37:22 岩峅寺 ー（42:17 上横江駅跡）→ 有峰口
50:07 有峰口 ー（56:30 芦峅寺駅跡 → 1:00:10 粟巣野駅跡）→ 立山


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#富山地鉄 #立山線 #元東急8590系