源氏山|静けさに歴史がとけ込む山。山梨百名山
Автор: ぼっち登山日和
Загружено: 2025-09-01
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山梨県南巨摩郡富士川町にそびえる源氏山(標高1,827m)は、「山梨百名山」に選ばれた一座です。
登山口からは長い林道をたどり、自然林に抱かれた静かな山頂へ。大きな展望はありませんが、道中で富士山(この日は見えませんでしたが)や南アルプスが姿をのぞかせ、歩く人だけが出会える景色を差し出してくれます。
その名の由来は、甲斐源氏の祖・新羅三郎源義光が砦を築いたという伝承。
かつては戦略の地であり、今はただ静けさが広がる山―千年前の人の営みと自然の時間が重なり合う舞台です。
大峠山と合わせて歩かれることが多い源氏山は、派手さこそないものの、深い森や歴史の余白に心を澄ませるのにふさわしい山。旧鰍沢町の最高峰として、今も変わらずそこに在り続けています。
きっと「ぼっち登山日和」をサポートしてくださるみなさんには、いかにも私好みの山のように思われるのではないでしょうか。その通りです(笑)
源氏山は、山梨百名山のひとつなので、そのせいでしょうか...登った日は思いのほか人に出会いました。 行き交ったのは四組。まったく人に会わない前提でいたので、少し驚きました。
みなさん“物好き”ですね。もちろん、私もそのひとりですが。
「物好き(ものずき)」って、日本語ではちょっと面白い言い回しで、
・普通の人があまりやらないことに「わざわざ」興味を持つ人
・人と違うものを面白がってやってしまう人
というニュアンスがあります。
だから、 この場合、
・展望が少なく地味な山なのに「登ってみよう!」と思う人
・人が気づかない細かいことを喜ぶ人
・手間のかかることに情熱を注ぐ人
まさに、そんな物好きたちにはぜひおすすめしたい一座です。
この山を人に例えるなら、「声高に自分を誇らず、けれど確かな背景を持つ人」のよう。
山頂には山百お決まりの団子標柱が立ち、訪れる人にだけ、その静謐な存在感を伝えてくれます。
だから、あとでじわじわ、じわじわと――ああ、いい山だったな、と思う山です。
撮影日:2025年7月26日(土)
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