70s Technics テクニクス EAS-20PX70 (1972) 20cmコアキシャルフルレンジ 通称「目玉おやじ」チタンドーム搭載の銘品の音はどんなだったのか?(本試聴は秋季までお預け・・)
Автор: 記憶のあの音
Загружено: 2025-09-06
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捜し求めていた「記憶のあの音」のひとつです。
自分がUP-203の重い音に苦労していた時期、
ある日、友人が突然買ってきて、一晩で20ミリ厚ものラワン建材単板をカット(当時は手ノコです)20キロ以上ある約50リットルの密閉函を組み立て、組込みました。
「自分の函に合わないのが買ってからわかったから必死で造った・・・」
凄い精神力と体力だと感心しました。(確かに開口径210ミリと特殊です)
大音量で聴かされた「ELPの展覧会の絵」は自分にとって「記憶のあの音」のひとつです。
お皿に針を落とした瞬間からブルンブルン振るえるウーハーコーン。ドスンとくる低域、チタンドームが発するキラッキラ、シャリシャリの高域は鮮烈に記憶に刻まれました。
「さしすせそ」強いです。
後にSB-7000を聴いた時に「これこれ!」と直感した旧き良きテクニクスサウンドです。
丁寧に造りこまれたユニットで、ツイーターの取り付け位置が芯円部ではなくずらし、ウーハーとの干渉を抑えた配置です。ダイキャストのバックスペース内にパスコンではなく、ちゃんとした12dB/octのネットワークが組み込まれているのだよと友人が自慢していました。なんといっても当時高級機種にしか採用されなかったチタンダイアフラムが自作用ユニットに付いているのには驚きました。
この度入手したEAS-20PX70は、ゴムエッジに替えられたジャンク品です。
当該機種には互換交換エッジは存在しませんので良くあわせたなぁと感心します。
ただ固定位置確定、接着が上手くいかずボイスコイルタッチしておりました。
センター出しの失敗ですね。コーンの傾斜もあります。
確かにこのタイプのコアキシャルはウーハーのボイスコイルボビンへのアクセスが構造上難しいので、(要ツイーター部の取り外し作業)センター出しの伴うエッジ交換はかなり大変です。さらに高能率タイプなので磁気ギャップが狭く設計されているはずですので、コーンの傾斜はストロークが取れず致命的です。
また補修時の接着剤の使用量が多すぎるのでコーンの質量があがっていて特性が元音と違っている可能性大です。
幸いだったのは、ガスケットリングも交換後のエッジもゴムですので、アセトンを多用しても大丈夫だったことで、フレームからのエッジ再剥離は簡単でした。
あとは、短絡断線に注意しながらの音出しをしつつビビリが発生しない位置を探し、エッジの再接着をすればいいのですが・・・
上手くいったかと思いきや、強靭なダンパー側に癖が付いていて接着後にじわっと動いてやり直しとなりました。
気温が高く各素材が柔らかい今のうちはじっくり各所の「矯正」に徹して完全接着は気温が下がる秋季まで待つことにしました。
なので、今回の試聴は、VC断線を起こさないよう小音量での試聴です。
小音量でしたが、記憶通りの量感ある低音はでます。
青純さんのドラムのSONOR感もちゃんとでてます。
高域は記憶ほど煌びやかなものではないのですが、懐かしい70sテクニクスサウンドとの嬉しい再会でした。
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