【精神科医が解説】頭が働かない精神疾患4つ【うつ病や統合失調症など】
Автор: こころ診療所チャンネル【精神科医が心療内科・精神科を解説】
Загружено: 2025-11-14
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「頭が働かない精神疾患4つ」を精神科医が徹底解説。
#精神科 #精神疾患 #頭が働かない
0:05 (1)はじめに
0:28 (2)精神疾患で「頭が働かない」
2:43 (3)頭が働かない精神疾患4つ
2:52 ①うつ病
4:53 ②統合失調症
7:18 ③双極性障害(躁うつ病)
9:49 ④気分変調症
12:13 (4)まとめ
うつ病などの精神疾患ではしばしば「脳機能の不調」が出現し、自覚的には「頭が働かない」ことが目立ち、生活にも強く影響が出ます。
「頭が働かない精神疾患4つ」について、精神科医が13分で回答しています。
出演:春日雄一郎(精神科医、医療法人社団Heart Station理事長)
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(1)はじめに
精神症状の影響で頭が働かなくなることは、生活全般に大きな影響を及ぼします。仕事でのミス、会話についていけない、家事ができないなど、日常のあらゆる場面で困難を感じるようになります。
頭が働かないという症状は、多くの精神疾患で見られる共通の悩みです。気分の落ち込みや不安といった症状と同じくらい、あるいはそれ以上に生活の質を低下させることもあります。今回は、特に頭が働かないことが目立つ4つの精神疾患について詳しく解説していきます。
(2)精神疾患で「頭が働かない」
精神疾患とは
精神疾患は、生活に支障をきたす心の不調の総称です。原因は遺伝的な要因、環境的な要因、ストレスなど様々で、病気によって気分や思考など多彩な症状が現れます。代表的な精神疾患には、うつ病、統合失調症、双極性障害などがあります。
「頭が働かない」とは
頭が働かないという状態は、脳の認知機能がうまく働かなくなった状態を指します。思考力、記憶力、集中力など幅広い脳の機能が低下し、仕事や家事、対人関係など様々な生活場面に影響が出ます。
この症状は多くの精神疾患に伴って現れますが、気分の症状などと比べても薬の効果が限定的なことが多く、社会復帰の大きな壁になることも少なくありません。
症状の現れ方は様々で、うつ病の急性期など症状が悪い時に出る場合もあれば、病状が改善した後に慢性的に続く場合もあります。統合失調症が安定した後に、思考力の低下が後遺症的に残ることもあります。
(3)頭が働かない精神疾患4つ
①うつ病
うつ病は気分の落ち込みが目立つ脳機能の不調です。心の症状(悲しみ、空虚感、興味の喪失、自責感)、体の症状(不眠、起床困難、体のだるさ、食欲不振)とともに、集中できない、物事を決められない、考えが進まないといった脳機能の不調が現れます。
前頭前野など思考を司る脳機能が低下し、記憶力、判断力、注意力、実行機能など幅広く影響を受けます。集中力が続かず簡単なミスが増える、相手の話が頭に入らず理解が遅れる、家事の段取りを考えられず家が散らかってしまうなどの困難が生じます。
うつ病による頭の働きの低下は、気分が良くなるなど他の症状が改善した後も続きやすいという特徴があります。社会復帰した後も本調子でないことがしばしば長く続きますが、時間差はあるものの最終的には改善を見込めます。
②統合失調症
統合失調症は、急性期に幻聴や妄想などで混乱することが目立つ精神疾患です。脳内物質ドーパミンの作用の過剰が影響していると考えられ、抗精神病薬での治療が中心となります。
統合失調症の症状には、幻聴や妄想などの陽性症状、意欲が湧かない・感情が乏しくなるといった陰性症状、そして認知機能障害があります。頭が働かない症状は、急性期を抜けて幻聴などが改善した後に目立つようになることが特徴的です。
思考が深まらず会話が続かない、食事や片付けなどの日常生活が慢性的に困難になる、人との交流が難しくなり社会的に孤立しやすくなるなどの問題が生じます。これらの症状は幻聴などがなくなっても安定後も残りやすく、現在の薬では効果が限定的です。また、治療前の未治療期間や治療を中断した時期が長いと、脳機能への悪影響が強まることが知られています。
③双極性障害(躁うつ病)
双極性障害は、気分の高揚(躁)と落ち込み(うつ)の波が強く目立つ精神疾患です。うつ病とは違うメカニズムの脳の不調であり、気分安定薬を症状安定後も続ける必要があります。
躁状態では気分の高揚や自信過剰、過食・浪費などが見られ、うつ状態ではうつ病と同様の症状が現れます。頭が働かない症状は、特にうつ状態の時に強く現れ、思考が停止したように感じられることもあります。
躁の時の頭の回転の速さや万能感と、うつの時の無力感や頭が働かない状態との落差は非常に大きく、この差に苦しむ人が多くいます。気分が安定した時でも軽いうつ状態になることが多く、判断力や記憶力が発症前ほど冴えないという自覚が残ります。繰り返す波と脳機能の不調が自己否定につながってしまうこともあります。
④気分変調症
気分変調症は、軽いうつ状態が2年以上など長期間慢性的に続く疾患です。うつ病と似た脳の不調の場合もありますが、生来の特性や出来事の影響なども関わってきます。
落ち込みや倦怠感、低い自尊心などのうつ症状が軽めではあるものの年単位で続き、病気ではなく性格と誤解されることもあります。頭が働かない感覚も慢性的に続き、思考力の低下があまり変化なく常に続く状態になります。
日々の生活で決断が困難になり消極的になる、慢性的な集中困難から文章を読んでも頭に入ってこないなどの問題が年単位で続きます。うつ病ほど深刻な不調ではないため最低限はこなせることが多く、かえって無理をしてしまいがちです。症状に変化がないことから、本人も周囲も「もともとこういう人」と誤解してしまうことが多いのも特徴です。
(4)まとめ
精神疾患において頭が働かないと自覚することは決して珍しいことではありません。うつ病、統合失調症、双極性障害、気分変調症という4つの疾患では、それぞれ異なる形で認知機能の低下が現れ、生活に大きな影響を与えます。
これらの症状は長期間続きやすいという特徴があります。すぐに改善を期待してもがくよりも、まずは症状を受け入れ、その中でできる工夫をしていくことが大切です。症状があっても生活しやすくする方法を見つけたり、周囲の理解を得たりしながら、焦らずに回復への道を歩んでいくことが重要になります。
頭が働かない症状に悩んでいる方は、一人で抱え込まず、医療機関や支援機関に相談することをお勧めします。適切な治療とサポートを受けることで、症状の改善や生活の質の向上が期待できます。
こころ診療所グループ(医療法人社団Heart Station)
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#うつ病 #精神科医
【監修者】
医療法人社団Heart Station 理事長 府中こころ診療所院長 春日雄一郎
精神科医(精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医)
2005年東京大学医学部卒業、NCNP病院、永寿会恩方病院等を経て、2014年に府中こころ診療所を開設、その後医療法人化し理事長に就任、2021年8月に分院「こころ診療所吉祥寺駅前」を開業。メンタルクリニックの現場で、心療内科・精神科の臨床に取り組み続けている。
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