【採点者の心をつかむ 合格する年内入試】第14回 日本の大学が少子化を乗り切るには「就職観」の転換がカギ?/文系学部で一番成長するのは数学受験者説
Автор: kankipublishing,Inc.
Загружено: 2025-08-25
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河合塾講師/大正大学専任講師を務める小論文指導のプロフェッショナル・中塚光之介先生と、ルートマップマガジン社 取締役/追手門学院大学客員教授の西田浩史氏による番組第14回。
前半は、現行の大学入試の仕組みや、大学ビジネスのあり方の問題点を議論。
後半は、数学科講師の生田健治先生をお招きし、高校生の勉強や大学受験における数学の重要さ、そして入試で数学が有利にはたらく学部について語らいました。
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【年内入試】とは、高校3年生の9月から12月までに大学の合否が決まる入試のことで、一般選抜(2月や3月の受験)とは異なる形式の入試です。
<年内入試の主なポイント>
・偏差値が低い高校の生徒でも、年内入試の活用によって難関大学に合格できる可能性があります。
・ 年内入試には「総合型選抜」と「学校推薦型選抜」があり、学力だけでなく、コミュニケーション能力、これまでの学習経験や体験、自己アピールなどが評価されます。小論文、面接、志望理由書などで判断されることが多いです。
・年内入試においては、まず高校の評定を上げることが重要です。ただ、たとえば慶應義塾大学SFCのように、高校の評定を重視せず、出身高校に関わらず同じ評価をする学校もあります。
・アルバイトや部活動、委員会活動など、一見学業とは直接関係ない経験でも、それをどのように大学での生活に結びつけるかによって評価されることがあります。
・「自分なんて」と思わず、積極的に行動を起こすことが大切です。
・ 総合型選抜に特化した塾など、同じ目標を持つ人々が集まるコミュニティに参加することも、新たな発見や成長の機会となります。
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<第14回の概要>
・日本の大学入試は18歳という年齢に固執しすぎているため、かえって複雑化している。
・30歳で大学に行けるような社会になれば、中学受験や高校受験を含めて、入試はもっとシンプルになるはず。
・放送大学のように、働きながらや、何年もかけて大学を卒業できる仕組みが必要。
・社会人が学び直せる機会を増やすため、夜間大学や大学院の復活もありなのでは。
・少子化により、将来的には大学の数が減ることが予測されているので、ビジネスとしても柔軟なシステムが必要。
・数学は論理的思考を養う上で非常に重要。
・日本の高校数学は海外に比べて高度な内容を扱っており、海外の大学・大学院進学にも有利に働く可能性がある。
・数学を受験で利用する方が有利な学部として、慶應SFC、慶應商学部、慶應経済学部が挙げられる。
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