「生かされた意味」を生きる人―山下泰裕さんについて― (ショート法話628)
Автор: YouTube仏教法話 北海道岩見沢市・幌向善光寺 ~北の寺からch~
Загружено: 2025-12-23
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北海道岩見沢市幌向 浄土宗西山禅林寺派「善光寺」 大久保瑞昭住職による短時間で聞けるショート法話です。 #仏教 #浄土宗 #西山派 #法話 #お経 #念仏 #北海道 #岩見沢 #幌向
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五輪柔道金メダリストで、元日本オリンピック委員会(JOC)会長である山下泰裕氏は、2023年10月29日、家族で訪れた温泉施設の露天風呂から上がる際に意識を失い、崖下に転倒し、頸髄損傷の大ケガを負い、4つの病院で手術やリハビリなどを行い、今年9月23日に退院されたのです。その後は左手が僅かに動く程度で上・下半身が麻痺(四肢麻痺)状態となり、車椅子による介助が必要となったのです。
その山下さんは、11月下旬からは母校の東海大で体育学部武道学科特任教授として「柔道論」の講義を担当され、その全4回の授業を終え、報道陣の取材に応じられ、その様子が、ネットや動画で記事にされていました。
山下さんは、入院中に奥様やご子息から「生かされているのには意味がある」と励まされ、社会復帰を目指されたのだそうです。
その会見様子を、動画で拝見しましたが、語り口調や顔つきは負傷前とほぼお変わりなく、むしろ、私は、すっきりした、というのか、吹っ切れたような爽やかな表情に感じました。
そういう状態の中、山下さんは、「いいことも悪いことも、幸運も不運も、いろんなことが起きての人生だ」とおっしゃるのです。
思えば、山下さんは、現役の時、1984年のロスオリンピックの時は、2回戦で足を肉離れで負傷し、万全なら、確実に金メダルだったのですが、思わぬ負傷で、それでも、足を引きずりながらも、抑え込みで準決勝、決勝と勝って金メダルでしたからね。
ある時、山下さんは、インタビューでこのようにお話されています。
「私には子どもが3人いるのですが、次男が自閉症で知的障がいがあります。次男が生まれる前、私は結果を求めてばかりで、選手達や学生達が結果を出さないと、『君は真剣にやったのか』『君の目標は明確だったのか』『自分に負けていたんじゃないのか』とつい言ってしまっていました。
幸いなことに私は、自分が努力したことが全部報われた人間でした。それは私だけの力ではなく、素晴らしい指導者、そしてさまざまな人々の支えがあったからこそできたことであったのに、昔はそのことも理解できず、単に明確な目標をもって、自分に妥協せず、真剣に取り組んでさえいれば、必ず結果は出せるものだと思っていたのです。
しかし、自分の子どもが障がい者として生まれ、どんなに努力してもできないことがあるけれども、その子なりに確実に成長していく姿を見て、私の考えは大きく変わりました。」(令和2年1月20日『日医ニュース』)
そして、2020東京オリンピックの時の、JOCの会長だったのが、山下さんでした。
この2020東京オリンピックは、コロナ禍でもあり、当時は、「オリンピックを中止せよ」という大逆風の中だったのです。
その時に、たまたま、JOC会長を任されたのが、山下さんで、ご自身は、その職責を全うされるまでだったのですが、いわれのない誹謗中傷も浴びせられました。
その、東京オリンピックが終わった後の報告会では、そのメインテーマを「オリピックからパラリンピックへ」とされたのですね。オリンピックで終わりではなく、パラリンピックにつなげていこう、ということです。
こうして、様々な困難を潜り抜けてこられた山下さんですが、今度は、ご自身の身に、それが降りかかったのですね。
先ほどのインタビューでは、「素晴らしい指導者、そしてさまざまな人々の支えがあったからこそできたことであったのに、昔はそのことも理解できず、単に明確な目標をもって、自分に妥協せず、真剣に取り組んでさえいれば、必ず結果は出せるものだと思っていたのです」とおっしゃっています。
「努力でできないことはない」「努力でなんでもできる」ということは、思い上がりなのだ、というのは、思い上がりなのだ、ということを、山下さんは、重々ご承知だったのです。
そういう山下さんが、今度は、ご自身が、介助を受けることになられた。
本当に、この世は、思い通りにならない世界だと思います。
その山下さんは、かつて「日本最強の柔道家」と言われていたのですが、今は、「自分のありのままの姿を学生にさらけ出して、障がい者として学生たちに身近に感じてもらえたらと思う」とおっしゃられたのです。
本当に、強い人なのだなあと思いますね。
「この世は苦だから」「この世は思い通りにはならないから」とは、言えますが、それでもやはり、この世の現実というのは、人間にとって、酷なものですよね。
でも、やっぱり、私が山下さんから感じるのは、その中で、生きて行くしかない、ということです。
自分の身体の状態が好転してもしなくても、生きて行かなくてはならないのです。
山下さんは、周囲の方々から介助を受けながら、その姿をみんなにみてもらい、そして、「生かされた意味」をご自身に問いながら活動されています。
「生かされた」ということは、何か、自分を超えたものから、この命を賜ったということだと思います。
その賜った「意味」を問い続ける。それは、私たちにとっても、大切な「問い」なのですよね。
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