【採点者の心をつかむ 合格する年内入試】第20回 学習環境には「ノイズ」が多い?/編集者の企画探しと、探究学習のテーマ探しが似ている件
Автор: kankipublishing,Inc.
Загружено: 2025-11-10
Просмотров: 34
河合塾講師/大正大学専任講師を務める小論文指導のプロフェッショナル・中塚光之介先生と、ルートマップマガジン社 取締役/追手門学院大学客員教授の西田浩史氏による番組第20回。
西田さんがお休みの今回は、特別編として、編集者・ライターの黒坂真由子さん、かんき出版編集部の荒上和人さんとお話をしていきます。
▼かんき出版の年内入試参考書はこちら▼
https://kanki-pub.co.jp/pub/book/keyw...
▼中塚先生が直接添削!「合格する小論文添削」はこちら▼
https://kanki-pub.co.jp/gakusan/shoro...
───
【年内入試】とは、高校3年生の9月から12月までに大学の合否が決まる入試のことで、一般選抜(2月や3月の受験)とは異なる形式の入試です。
<年内入試の主なポイント>
・偏差値が低い高校の生徒でも、年内入試の活用によって難関大学に合格できる可能性があります。
・ 年内入試には「総合型選抜」と「学校推薦型選抜」があり、学力だけでなく、コミュニケーション能力、これまでの学習経験や体験、自己アピールなどが評価されます。小論文、面接、志望理由書などで判断されることが多いです。
・年内入試においては、まず高校の評定を上げることが重要です。ただ、たとえば慶應義塾大学SFCのように、高校の評定を重視せず、出身高校に関わらず同じ評価をする学校もあります。
・アルバイトや部活動、委員会活動など、一見学業とは直接関係ない経験でも、それをどのように大学での生活に結びつけるかによって評価されることがあります。
・「自分なんて」と思わず、積極的に行動を起こすことが大切です。
・ 総合型選抜に特化した塾など、同じ目標を持つ人々が集まるコミュニティに参加することも、新たな発見や成長の機会となります。
───
<第20回の概要>
【前半:編集者の仕事と学習障害】
・編集者の仕事:編集者の仕事は「どんな著者と、どんな本を作るか」という企画を立て、本の設計図となる「目次」を作成することが中心。著者(中塚氏)は「まえがき」を最初に書くタイプですが、黒坂氏は「まえがき」は本の集大成として最後に書かれることが多いため、参考書選びでは目次と「まえがき」を読むことを推奨しています。
・ライターとしてのテーマ:黒坂氏は、お子さんが学習障害(ディスレクシア:読み書き障害)であることから、発達障害に関する執筆活動を精力的に行っています。
・学習環境とノイズ:学習障害の例として、板書を書き写すことに脳のリソースを全て使ってしまい、授業内容の理解にまで頭が回らないケースが挙げられました。
これに対し中塚氏は、オンライン授業やチャットでのやり取りの方がうまくいく生徒もいた経験 や、自身は授業中の板書撮影を許可している例を挙げ、学習効率にはノイズ(余計な情報)の遮断が重要であり、人それぞれ最適な学習方法が異なることを議論しています。
【後半:編集者の視点で見る「探究学習」のテーマ探し】
・編集者と探究学習:編集者が日常的に行っている「企画(テーマ)探し」と、高校生の「探究学習」のテーマ探しには共通点が多い。
・テーマ探しの方法:
①身近な「困りごと」から発想する:「これがあったら便利だな」「困っている人がいるだろうな」という小さな気づきを掘り下げていく。黒坂氏が、子どもの通う園のお便りが素晴らしかったことから、園長先生に執筆を依頼した例が紹介されました。
②売れているもの(横展開):世の中の需要が分かっている売れ筋のテーマから、切り口を変えて企画する方法。
③自分の興味(イノベーション):前例のない、自分の興味関心(「好き」)からゼロベースで生み出す方法。
・探究へのアドバイス:高校生は壮大なテーマを探しがちですが、日常の「しょうもないこと」や「友達に聞いてほしいこと」 、あるいは専門家にインタビューしてみる(例:お米屋さんに令和の米騒動について聞く)など、身近な体験や情報にあたることが質の高い探究につながることがあります。
Доступные форматы для скачивания:
Скачать видео mp4
-
Информация по загрузке: